中学聖日記:有村架純、聖と晶への“応援”に「すごくうれしい」 今夜「すごく強い聖ちゃん」が見られる?

連続ドラマ「中学聖日記」第10話の一場面=TBS提供
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連続ドラマ「中学聖日記」第10話の一場面=TBS提供

 女優の有村架純さんが主演を務める連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系、火曜午後10時)の第10話が11日、放送される。前話で、これまで押し殺してきた思いを黒岩晶(岡田健史さん)に告げた末永聖(有村さん)。新井順子プロデューサーは、第10話について「聖ちゃんが変わります。一皮むけるというか、揺るがない聖ちゃんが突っ走っていく。理性をバサッと全部脱ぎ捨てた時にすごく強い聖ちゃんが出てきて、自分の道を切り開こうとまい進する」と話している。物語終盤を迎え、聖を演じる有村さんの思いとは……。

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 ◇うそをつき続ける聖を演じ「すごく苦しくて、すごくしんどかった」

 ドラマは、マンガ誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこさんの同名マンガが原作。片田舎の中学校を舞台に、女性教師の末永聖とその教え子の男子中学生、黒岩晶との“禁断の純愛”を描き、第6話から物語は高校生編に突入している。

 先日開かれたドラマの取材会で有村さんは、ドラマが高校生編に突入した第6~8話を振り返り、「(聖が)自分の気持ちを隠してごまかしてうそをついて、生きなきゃいけないというのが難しくて……。言っていることや見せているものとは裏腹な気持ちをずっと抱えているということを表現しないといけなかった」とコメント。

 第6~8話では、小学生教師として晶との過去を隠し、新たな道を歩もうとする聖が、高校生となった晶と再会し葛藤する姿が描かれた。有村さんは「晶君に対しても、(聖の先輩である)千鶴さん(友近さん)に対しても、いろんな人に対してうそをつき続けることが私はすごく苦しくて、すごくしんどかった。だから、どのシーンでも『本当は晶君を思っている』ということが見ている人に伝わるかなとか。新井さんやいろいろな人に『ちゃんとできているか分からない』といつも言っていたような気がします」と話す。

 ◇「早く2人が幸せになってほしい」「結ばれてほしい」という声に喜び

 そんな聖が、第8話では晶を追いかけてフェリーに乗り込み、第9話ではついに素直な思いを告げた。有村さんは第10話について「聖が晶に対する思いに自信を持っていいんだと思えたのが第9話の終わり。(第10話は)そこからいろいろな問題を2人で乗り越えていこうとする回なので、お互いにできることを今やろうという。2人が目に見えないところでつながっているような10話だと思います」と語っていた。

 さらに、有村さんは視聴者に向けて「残りも少なくなってきて、見てくださる方が聖と晶を応援してくれているのがすごくうれしい。私のSNSのほうにも『早く2人が幸せになってほしい』『結ばれてほしい』というコメントがたくさん来ていて。(見ている人が)この世界観に入り込んで、聖や晶、他の登場人物たちと同じように気持ちが揺れ動いているとしたら、それはすごく幸せなことですし、うれしいこと。どうかこの2人の行く先を、もどかしいし苦しいと思うけど、一緒に乗り越えていってほしい」と思いを語った。

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