Hey! Say! JUMP薮宏太:10年ぶりミュージカル単独主演 ボクシングジムに挑む青年役でジム通いも

ミュージカル「ハル」に主演する薮宏太さん
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ミュージカル「ハル」に主演する薮宏太さん

 人気グループ「Hey! Say! JUMP」の薮宏太さんが、2019年4月上演のミュージカル「ハル」で主演を務めることが14日、分かった。薮さんはボクシングに挑む青年・ハルを演じる。薮さんがミュージカルに単独で主演するのは09年の「SHE LOVES ME」以来10年ぶり。

 「ハル」は、関西テレビ放送開局60周年記念の節目に制作されたオリジナル・ミュージカル。演出を「デスノート THE MUSICAL」などの栗山民也さん、脚本を高橋亜子さん、音楽を甲斐正人さんが手がける。

 小さな田舎町に住む高校生、ハル(薮さん)は子供時代に患った大病を乗り越え、母・千鶴と共に暮らしている。女手一つでハルを育てる母からの期待と裏腹に、ハルは本音を話せる友人もおらず、同級生たちと集まった場でも、ハルが合流するとなぜか空気が変わってしまう。しかし幼なじみの修一だけはいつもハルの味方だった。思い悩んでいる様子のハルに、祖母は「心から楽しいって思うことを探したらいいよ」と優しい言葉をかける。ある日、ハルはボクシングに夢中になっている少女・真由と出会う。自分とは全く違う価値観でキラキラと輝いている真由と話すうち、ハルの中で何かが動き始める。「ボクシング……。好きになれるか分からないけど、やってみたい……。」真由に誘われ、ハルはボクシングジムに通うようになるが、やがて試練が訪れる……というストーリー。

 薮さんは今後ボクシングジムに通って体を仕上げていく予定で、またミュージカルに向け、入念なボイストレーニングを開始しているという。「ハル」は19年4月上旬にTBS赤坂ACTシアター(東京都港区)で、同4月下旬に梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区)で上演される。

 ◇薮さんのコメント(以下原文のまま)

 ミュージカルは約10年ぶりなのでドキドキしていますが、お話しをいただいた時は素直に嬉しかったです。ボクシングに実際に触れるのは初めてで、ビジュアル撮影で初めてバンテージを巻いて、始まったんだな、と実感してワクワクしました。漫画「はじめの一歩」が好きで全巻持っていて、知識だけは豊富なんです! ただ体で動くのは初めてなので、撮影の際にポージングなどの監修に来ていた元日本チャンピオンに褒めていただけて嬉しかったです。僕が演じるハルは、閉鎖的で素直でなく斜に構えた性格だけど、17歳の等身大の部分もあり、多面性のあるキャラクター。僕自身も理屈っぽく現実的に物事を見る部分があるので、近いかもしれません。ボイストレーニングもスタートしているのですが、普段の歌とはのどの使い方や表現の仕方も違うので、終わったあとでHey! Say! JUMPの活動にも活かせるのではないかと思っています。

 演出の栗山民也さんとは初めてご一緒させていただくのですが、数々の作品を手掛けている方なので光栄です。僕自身は栗山さんが演出された「デスノート THE MUSICAL」を拝見したのですが、あのような原作を題材にし、素晴らしいミュージカルを創られていて衝撃を受けました。今回のミュージカルはオリジナル作品ですが、僕が読んでいる台本が栗山さんの手によってどのような作品として生み出されるのか!? 今から楽しみです。平成最後に上演するミュージカル「ハル」に、“Hey! Say!”の名を持つグループのメンバー薮宏太として作品に関われるのが嬉しいです。観てよかったと思っていただける作品になるように、全力でぶつかりたいです。

 ◇栗山民也さんのコメント

 関西テレビのプロデューサーから、連絡があった。全くゼロからの創作ミュージカルを創りたいということだったので、ワクワクする心持ちで引き受けることにした。海外で成功した翻訳物の日本上演が多いなか、オリジナルを立ち上げるには十分な覚悟と相当な情熱がいる。だがその困難を承知の上で、火の中へ飛び込んでいくような危うさと、まさに今の時代を描かねばという欲望は、それに勝る魅力がある。主題は、大げさに言って「命のリレー」。小さな地方都市を舞台に、点から線へ、そして風景が面になって見えてくる様に、現在のリアルな日本が映し出されてくれれば、いい。悲しくて、ちょっと怖くて、どこか妙に愉快な空気が流れる物語になればと思う。一度壊れてしまった人間が再び生かされていくことの奇跡を、稽古の中でじっと見つめていくことになるだろう。

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