科捜研の女:新ドラマ「刑事ゼロ」とコラボ 沢村一樹、沢口靖子との初共演に「不思議な気持ち」

来年1月スタートの新連続ドラマ「刑事ゼロ」に主演する沢村一樹さん(左)と連続ドラマ「科捜研の女」シリーズで主演を務めている沢口靖子さん=テレビ朝日提供
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来年1月スタートの新連続ドラマ「刑事ゼロ」に主演する沢村一樹さん(左)と連続ドラマ「科捜研の女」シリーズで主演を務めている沢口靖子さん=テレビ朝日提供

 女優の沢口靖子さん主演の連続ドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)と、俳優の沢村一樹さんが主演する来年1月スタートの連続ドラマ「刑事ゼロ」(同局系)がコラボすることが25日、分かった。来年1月3日午後9時から放送されるスペシャルドラマ「科捜研の女正月スペシャル」に、沢村さん扮(ふん)する「刑事ゼロ」の主人公の刑事・時矢暦彦(ときや・れきひこ)が登場し、沢口さん演じる榊マリコの捜査に協力する。

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 沢口さんと沢村さんが共演するのは初めて。沢口さんが、沢村さんの印象について「爽やかで笑顔がすてきな方という印象がありました。今回お会いして、思った通り気さくで打ち解けやすい方」と話すと、沢村さんは「僕はテレビで“なんとか男爵”と言われているのですが、ご覧になったことないですか?」と突っ込んだという。沢村さんは「沢口さんは僕が青春時代から拝見している方なので、一緒にお仕事をさせていただくというのは不思議な気持ちです。しかも『科捜研の女』でお会いできるとは思っていなかったのでうれしいです」と喜んだという。

 「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所、通称「科捜研」の法医研究員・榊マリコが、法医学、化学、文書鑑定などの専門技術を駆使して、現場に残された遺留品から研究所の仲間たちと事件の真相に迫る姿を描いている。1999年にスタートし、現行の連続ドラマで最長の歴史を誇る人気ミステリードラマシリーズ。今年10月期には第18シリーズが放送された。

 「科捜研の女正月スペシャル」は、京都府が民間事業者のカジノ運営を可能にする統合型リゾート(IR)の誘致に立候補。そんな中、ある山中で爆薬による爆発事件が発生し、破壊された小屋の中から男性の遺体が発見される。マリコや刑事の土門(内藤剛志さん)らが現場に向かう。やがて、マリコらの鑑定作業で、爆薬の種類や被害者の身元がIR道路の工事関係者の一之瀬廉(岡大介さん)と判明するが……という展開。宅麻伸さん、堀部圭亮さん、宮崎美子さん、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんらも出演する。

 「刑事ゼロ」は、「科捜研の女」シリーズを放送している同局のドラマ枠「木曜ミステリー」の新シリーズとして放送される。以前は優秀な刑事だったが、ある事件がきっかけで刑事になった直後からの20年間の一切の記憶を失ってしまった時矢が、“生まれたての五感”と“洞察力”で事件を解決していく姿を描く。同月10日から毎週木曜午後8時放送。初回は2時間スペシャル。

 ◇沢口靖子さんのコメント

 「京都府警に時矢あり」、「一課の敏腕刑事」という異名を持つ、デキる刑事さんとご一緒できてとてもうれしかったです(笑い)。先ほど急接近されるお芝居もあって、少しドキドキしました(笑い)。とても頼もしくて、ジージャンの上にスーツを着るという非常におしゃれなスタイルの刑事さんだと思いました。

 今回の「科捜研の女」正月SPは連続爆破事件というサスペンスフルな内容であり、新たな科学捜査も次々と登場してきます。スケールの大きい、見ごたえのある作品ですので、どうぞご期待ください。

 ◇沢村一樹さんのコメント

 マリコさんは時矢とは初めてですが、僕はマリコさんのことはテレビで何回も見ているのでとても不思議な感じでした。「科捜研の女」にレギュラーで出演されている刑事の方は知っている方が多かったので、さほど緊張感もなく楽しくやらせていただけました。

 「刑事ゼロ」で私が演じる時矢暦彦という男は、刑事になってからの記憶が全くない。ただ、記憶がない分、常識にとらわれない捜査であったり、今までできなかったことができるようになるというのが面白く描かれています。(記憶喪失がバレないように)戸惑いながら、みんなと話を合わせながら事件を解決していく、ハラハラしながら推理を楽しんでいただけたら面白いと思います。ご期待ください。

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