俳優の大泉洋さん主演の映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(前田哲監督)が、28日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほかで公開される。全身の筋肉が徐々に衰えていく難病の筋ジストロフィーを患いながら、人生を前向きに生き、2002年に亡くなった鹿野靖明さんと、鹿野さんを支えたボランティアの交流を描いた感動作。大泉さんは、見事ななり切りぶりで鹿野さんを演じている。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
幼い頃に筋ジストロフィーを発症し、34歳には首と手しか動かせない鹿野靖明(大泉さん)。それでも病院生活を拒み、ボランティア(ボラ)に支えられながら自立生活を送っている。ボラの一人で医学生の田中久(三浦春馬さん)の恋人、安堂美咲(高畑充希さん)が鹿野の家を訪れる。鹿野は美咲を新人ボラと勘違いし……というストーリー。
原作は、渡辺一史さんのノンフィクション「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫)。萩原聖人さんや渡辺真起子さん、宇野祥平さんがベテランボラを演じるほか、竜雷太さん、佐藤浩市さん、原田美枝子さんらが出演している。
主人公は深刻な病を抱えているが、映画はすこぶる面白い。笑いと涙のバランスが絶妙だ。印象に残る場面やせりふは数々あるが、心をつかまれたのはジンギスカンデートの場面。バンドの演奏に合わせて、車いすを操作しながら踊る鹿野は本当に楽しそうで、見ているこちらまでうれし涙が出た。
鹿野はわがままで図々しく、おまけにおしゃべり。でも、なぜか憎めない。それは、鹿野が言っていることすべてがまっとうなことだからだ。だからこそ、あれだけ熱意あるボラが集まり、鹿野を支えたのだろう。実際、鹿野の言葉には何度も背筋が伸びる気がした。
最大10キロ減量したという大泉さん。すてきな映画に仕上がったのは、大泉さんの熱演があったからこそだろう。鹿野の母・光枝を演じた綾戸智恵さんは、少ない出番ながら、息子に対する深い愛を表現した演技が光っていた。(りんたいこ/フリーライター)
12月14日に最終回を迎えたNHKの大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主演を務めた横浜流星さん。60年以上の歴史があり、錚々たる顔ぶれが名を連ねる“大河ドラマ主演”に、放…
「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガを是枝裕和監督が実写化する映画「ルックバック」の超特報が12月21日、YouTubeで公開され、本編映像がお披露目された。同…
俳優の堀田真由さんの初主演映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」の配信が、「FOD」「Amazon Prime Video」「Lemino」などでスタートした。同作は2017…
俳優の白石麻衣さんが、12月22日発売の月刊美容誌「VOCE(ヴォーチェ)」(講談社)2026年2月号通常版とSpecial Editionの表紙に登場する。
歌手で俳優の福山雅治さんが12月18日、東京・新宿で開催された「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(平野俊一監督、12月24日公開)と完全新作スペシャルドラマ「ラストマン…