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大河原邦男:竜の子プロ時代の天野喜孝との思い出語る 高田明美、秋本治も

アニメ マンガ
展覧会「ラフ∞絵」の会見に登場した(左から)笹川ひろしさん、高田明美さん、大河原邦男さん、天野喜孝さん、秋本治さん、布川ゆうじさん、平野文さん

 大河原邦男さん、秋本治さん、天野喜孝さん、高田明美さんと竜の子プロダクション(現・タツノコプロ)出身の4人のラフ絵や完成原画が展示される展覧会「ラフ∞絵」の会見が28日、「3331 Arts Chiyoda」(東京都千代田区)で行われた。大河原さんは、竜の子プロ時代の「科学忍者隊ガッチャマン」の制作を振り返り、ガッチャマンの敵方のキャラで、天野さんがデザインした「ミイラ巨人」の名を挙げ、「ミイラ巨人は途中で壊れていき、最後には骨格がすべて見える。天野さんのデザインを基に、『中はこうなっています』というデザインをしたのが、すごく印象に残っています」と語った。

 今回の展覧会は、竜の子プロダクション出身で4人と仕事を共にした布川ゆうじさんが企画し、実現した。当時を振り返り、天野さんが「キャラクターデザインのときにホテルに1週間ぐらい缶詰になっていた。そのときに周りは偉い人ばかりで、寝食を共にして絵を描くのがものすごくつらくて、どうやって逃げようかと思っていた」と話すと、秋本さんは「絵がうますぎて隔離されていたんです。とにかくうまくて」と語った。

 秋本さんは「僕はやっぱり(社員)旅行に行ったのが記憶に残っている。そのときにいろいろな人を紹介してもらって、だんだん親しくなった。仲間内でどこかに行ったりして、作品を作るという、共同でやるという作業がマンガとは全然違うので、アニメって面白いなと思った」と話した。それを聞いていた天野さんは「僕は旅行が大嫌いだった」と語り、周囲の笑いを誘っていた。

 高田さんは、竜の子プロのキャラクターデザインの部署に入った当時を振り返り、「演出の人が私を人に紹介する時に『キャラトレースの高田さん』と言って。たしかに、先輩のものをクリーンアップしていたりもしていたんですけど、自分のキャラも描いていたので、ムッとしたんですよね」とエピソードを明かし、「それが先輩たちと並んで、こうして展覧会に参加できるのは布川さんのお陰です。ありがとうございます」と感謝の気持ちを示した。会見には、声優の平野文さん、タツノコプロの笹川ひろしさんも出席した。

 「ラフ∞絵」は、「機動戦士ガンダム」シリーズのメカニックデザイナーとして知られる大河原さん、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で知られる秋本さん、「FINAL FANTASY」のイメージイラストなどで知られる天野さん、「魔法の天使 クリィミーマミ」のキャラクターデザインなどを手がけた高田さんが共演。それぞれの代表作を中心にラフ絵や完成原画が約800点展示される。さらに「チェンジ・アンド・チャレンジ」と題して、4人のアーティストがそれぞれ「描いてみたかった」と語る他のアーティストの代表作品を描く企画も実施。

 2019年4月2~16日に同所で開催。開催時間は午前11時~午後8時。入館料は一般2000円、小・中学生は無料。

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