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野村萬斎:池井戸作品で初のサラリーマン役「やっと回ってきた!」 主演映画「七つの会議」会見

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映画「七つの会議」に主演した野村萬斎さん

 人気作家の池井戸潤さんの傑作小説「七つの会議」を狂言師の野村萬斎さん主演で実写化した映画「七つの会議」(福澤克雄監督、2月1日公開)の完成報告記者会見が16日、東京都内で行われた。「半沢直樹」(TBS系)や「下町ロケット」(TBS系)、「陸王」(TBS系)など数々の池井戸作品を手掛けてきた福澤克雄監督の下で初のサラリーマン役に挑戦した萬斎さんは「サラリーマン役がやっと回ってきた!」とオファー時の率直な思いとともに、「喜んだのもつかの間、ぐうたらな役かと(笑い)。話が進行していくうちに大きな危機の真相が分かってくるサスペンス風なもので、やりがいがあるなと思った」と一癖も二癖もある役どころを演じる喜びを語った。

 ぐうたらサラリーマンを演じた萬斎さんは「僕自身、ぐうたらなので役に入りやすかった」とにっこり。福澤組には初参加となり、「皆さん経験者が多い中で、僕は新参者でして。『こういうテンションで来るのか』と、香川さんにいろいろとお手本を示していただいた。身を切って演じるお手本を示していただき、助かった。(自分の)身の振り方も決まったような気がしています」と福澤組の常連の香川さんに感謝しきり。香川さんは「萬斎さんは、ご自身のことをぐうたらだとおっしゃいましたが、もちろんそのようなことはない。常に姿勢が良くていらっしゃる。萬斎さんにとって一番キツい姿勢が、ググーという(居眠りしている)姿勢だったのでは。対極な役への挑戦だったと思う」と共演した感想を話していた。

 「ここにいる全員が自分の正義を抱きながら、激しく生きている。総当たり戦のようだった」と豪華キャストが集った現場で、池井戸作品の魅力も実感した様子の萬斎さん。「スリリングで、演じていてこんなに楽しい毎日はなかったなという気がしています」と充実感をにじませていた。

 映画は、中堅メーカー「東京建電」が舞台。営業1課の万年係長・八角民夫(野村さん)はどこの会社にもいそうな“ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸宣彦(片岡愛之助さん)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限にしかこなさず、定例の営業会議では傍観しているのみ。そんな中、ある日突然、坂戸のパワハラ騒動が起こり、異動処分が下される。訴えた当事者は年上の部下、八角だった……というストーリー。会見には香川照之さん、及川光博さん、音尾琢真さん、藤森慎吾さん、朝倉あきさん、吉田羊さん、世良公則さん、鹿賀丈史さん、北大路欣也さん、福澤克雄監督も出席した。

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