注目ドラマ紹介:「デザイナー 渋井直人の休日」 光石研、俳優生活40年で連ドラ単独初主演

俳優の光石研さんの主演ドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」の1シーン(C)渋谷直角/宝島社  (C)「デザイナー 渋井直人の休日」製作委員会
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俳優の光石研さんの主演ドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」の1シーン(C)渋谷直角/宝島社  (C)「デザイナー 渋井直人の休日」製作委員会

 俳優の光石研さん主演の連続ドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」(テレビ東京)が17日深夜1時にスタートする。俳優生活約40年で初めての連ドラ単独初主演となる光石さんが演じるちょっぴり“痛い”が、愛らしい中年おじさん・渋井直人の日常と恋模様をコミカルに描く作品だ。

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 ドラマは、「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」などを手がけた渋谷直角さんの最新作で、「otona MUSE(オトナミューズ)」(宝島社)で連載中の同名マンガを実写化。52歳独身でデザイナーの渋井直人(光石さん)は、休日にはおしゃれな格好で街に繰り出し、レコード屋やカフェを訪れるなどして自由を満喫。女の子からも受けがよく、こだわりのものに彩られスマートに生きている……ように見えるが、次々に現れるヒロインたちに玉砕。さえない場面も数多い。そんな渋井直人が織りなす、ちょっぴり切ない悠々自適な日常の物語。

 第1話は「渋井直人の新年」。個人事務所を持つデザイナーの渋井は、仕事も恋もまだまだ現役で、おしゃれな日常を過ごしており、周りから“こだわりの人”と呼ばれている。新年早々、行きつけの古書店兼カフェ・ピータードッグでくつろいでいると、店主(池松壮亮さん)から、美大生・木村(川栄李奈さん)が自分に好意を持っていると聞かされて……。

 浮ついた気持ちを抑えつつ、大御所イラストレーター・真田シンイチ(岩松了さん)の作品集のデザインを担当するため、アシスタントの杉浦(岡山天音さん)と、編集担当の高田(夏帆さん)とともに真田の事務所を訪れる。表紙のデザインを本人にプレゼンし始めるが、それは波乱の幕開けで……。

 ドラマは同局の深夜ドラマ枠「木ドラ25」で放送。BSテレ東でも22日から毎週火曜深夜0時に放送される。

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