ラストアイドル:阿部菜々実、初主演映画で演技の楽しさ実感 長月翠らが今後やってみたい役は…

映画「がっこうぐらし!」の公開記念舞台あいさつの様子
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映画「がっこうぐらし!」の公開記念舞台あいさつの様子

 オーディション番組「ラストアイドル」から生まれた「ラストアイドル ファミリー」の阿部菜々実さん、長月翠さん、間島和奏さん、清原梨央さんが26日、東京都内で行われた人気マンガが原作の映画「がっこうぐらし!」(柴田一成監督)の公開記念舞台あいさつに登場。映画初出演にして初主演で、阿部さんは「『がっこうぐらし』で演技する前までは、女優にはならない、演技は絶対しないと思っていましたが、『がっこうぐらし』を通して演技も楽しいと思うことができたので、もしチャンスがあればまたやってみたい」と笑顔で語った。

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 今後やってみたい役について、長月さんは「今回はすごくいい子の役だったので、めちゃくちゃ性格が悪い、女の子を蹴落とす女の子の役をやってみたい。そういうことは日常生活ではできないので、ドラマや映画の世界でやってみたい」と悪女に興味があると話すも、微妙な会場の雰囲気を察してか「引いてますか!?」と苦笑い。さらに間島さんも「爆弾魔とか殺人事件の犯人、天才ハッカーとかそういう、自分ができない、犯罪をにおわすようなこと(役)をやりたい」と発言し会場を驚かせていた。

 そんな中、清原さんは「今回はサバイバルな女子高生役だったので、普通の泥だらけじゃない制服を着た女子高生になって、学園ドラマに出て普通の女の子がやってみたい」と話して場を和ませていた。

 またイベント中盤、柴田監督から阿部さんらの成長を評価し、サプライズで卒業証書が授与される一幕があった。本人たちは事前に知らされていなかったため、阿部さんは「びっくり。まさか卒業証書をもらえるとは思っていなかったのでうれしい。頑張ってよかったなと思いました」と驚きつつも喜ぶと、長月さんが「この『がっこうぐらし』が動き始めてから1年がたってもう終わっちゃうのかなと思うと、急にさみしくなってきました。まだ卒業したくない」と率直な心境を明かし、他メンバーも深くうなずいていた。

 「がっこうぐらし!」は、「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)で2012年から連載中の海法紀光さん原作、千葉サドルさん作画のマンガ。ゾンビの出現によって崩壊した社会を舞台に、女子高生たちのサバイバル生活を描いている。舞台あいさつには、エンディング曲「マイクロコスモス」を歌うアイドルグループ「Wi-Fi-5」の高野渚さん、さぃもんさん、白鳥来夢さん、柴田監督も登場した。

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