鈴木拡樹:野生児キャラに挑戦 “はじけぶり”に監督「アホの子みたい」と絶賛

ドラマ「虫籠の錠前」の先行上映&トークイベントに登場した鈴木拡樹さん
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ドラマ「虫籠の錠前」の先行上映&トークイベントに登場した鈴木拡樹さん

 舞台「刀剣乱舞」などで人気の俳優の鈴木拡樹さん(33)が9日、東京都内で開かれたWOWOWのオリジナルドラマ「虫籠の錠前」の先行上映&トークイベントに登場。同作で最強の男・カゴロクを演じた鈴木さんは、豊島圭介監督から「野生児を演じて」という役のオーダーについて、「自分で『間違っている』というプランをやればと思いました。ダメなら監督が止めてくれるから、積極的に地雷を踏みに行く。その繰り返しでした」と明かした。豊島監督は「なるほどね。確かにいくつか(演技を)止めましたね。面白い現場でした」と振り返った。

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 鈴木さんにこれまでにない役を要求して、クラインクインでのはじけぶりに喜んだという豊島監督は「(鈴木さんが)アホの子みたいになって、大分仕上げてきたなと。第4話で巨大なテーブルをひっくり返すシーンがあるのですが、(私の)想像の外すぎて絶句した」と、鈴木さんの“やり過ぎ演技”を絶賛していた。

 イベントには、共演の清原翔さん(26)、WOWOWの飯干紗妃プロデューサーも出席した。清原さんは「拡樹君は年上なのですが、最初は年が近いと思って話していたら、7歳年上と聞いて驚きました」と明かした。豊島監督は「拡樹は40!」とからかうと、鈴木さんは即座に「(40歳は)もうちょっと待っていただければ」と突っ込んでいた。

 ドラマは、人気ライトノベル「バッカーノ!」や「デュラララ!!」などで知られる作家・成田良悟さんのオリジナルストーリーで、メディアミックス展開が予定されている「虫籠の錠前」プロジェクトの第1弾。不器用だが最強のカゴロク(鈴木さん)と、口先で裏社会を渡るナナミ(清原さん)がコンビを組み、さまざまな事件を解決していくサスペンスドラマ。WOWOWライブで3月22日から毎週金曜午後10時に放送される。全8話予定で、第1話は無料放送。

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