いだてん:日本橋“すれ違い”シーンに反響 花火で五輪? 「鳥肌」「胸アツ」「エモくて最高」 

2019年のNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん
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2019年のNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がける2019年のNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第6回「お江戸日本橋」が10日に放送され、主人公の金栗四三(中村勘九郎さん)と若き日の志ん生こと美濃部孝蔵(森山未來さん)という同じ時代を生きる2人の人生が“お江戸日本橋”で交差するシーンが描かれた。

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 首都高速が覆いかぶさる前の日本橋で、2体の麒麟像と花火をバックに四三と孝蔵がすれ違うという何やら暗示的なシーン。視聴者から「ゾクっとした」「鳥肌!」「麒麟像バックに2人がすれ違う所、何とも美しかった」「大変エモくて最高でした」といった声のほか、同シーンの最後に花火で五輪が描かれたことから、「ちゃんと五輪の花火が上がってる!」「花火で五輪はマジで胸アツ」などの反響もあった。

 第6回「お江戸日本橋」は、ストックホルム五輪に出場する陸上選手を決める予選会のマラソンで世界記録で優勝し、一躍金メダル候補に躍り出た四三(勘九郎さん)。しかし当の本人はオリンピックに「行きとうなかです……」と返答し、大日本体育協会の会長・嘉納治五郎(役所広司さん)を怒らせてしまう。一方、若き日の志ん生こと孝蔵(森山未來さん)も師匠・橘家円喬(松尾スズキさん)に、車夫ならば落語に登場する東京の街並みを足で覚えながら芸を磨けとヒントをもらい……という展開だった。

 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描く、宮藤官九郎さんのオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。近現代史の大河ドラマは、86年の「いのち」以来33年ぶり。勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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