絶対正義:第3話 “正義のモンスター”の娘が万引き? 山口紗弥加が取った行動は…

連続ドラマ「絶対正義」の第3話のシーンカット=東海テレビ提供
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連続ドラマ「絶対正義」の第3話のシーンカット=東海テレビ提供

 女優の山口紗弥加さん主演の連続ドラマ「絶対正義」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の第3話が16日、放送される。予告映像では、由美子(美村里江さん)が電話で「(息子が)誘拐? 私の子供なのよ」と叫ぶ姿、“正義のモンスター”の範子(山口さん)が「私が正しい道に導いてあげる……」と語る姿などが収められている。

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 範子の行き過ぎた正義に追いつめられ、息子を連れて児童相談所に相談に行った由美子は、和樹(桜井ユキさん)から弁護士を紹介してもらい離婚調停の準備を始めていた。麗香(田中みな実さん)は、範子に知られてしまった不倫相手との記事を事務所にもみ消してもらったものの、落ち着かない日々を過ごしていた。理穂(片瀬那奈さん)は、会社の経理を頼んだ範子のあまりのしゃくし定規ぶりが社内で軋轢(あつれき)を生んでいることを心配する一方で、夫のジョーイ(厚切りジェイソンさん)との不妊治療がうまくいかないことに悩んでいた。

 そんな中、由美子は、範子の娘・律子がコンビニで万引きをしようとしている所に居合わせる。律子は、母への反発から範子を試そうとしていた。店から連絡を受けた範子は、理穂、和樹と一緒に店に向かう。法に背くことは誰であろうと許さない範子は、律子を警察に突き出そうとする。「自分の子供だろうと関係ない。この世で最も優先すべきものは、正義よ」と言う範子に対し、由美子らは思わず「人を追いつめるのが正義なの? 違うでしょ?」と範子を糾弾。範子は黙ったままその場を去る。

 数日後、和樹の著書がノンフィクションの最高峰・竹下賞にノミネートされた。同じころ、範子は理穂の会社に休暇届を出していた。範子が休暇を取ったのにはあるとんでもない理由があった……というストーリー。

 ドラマは、読後に“嫌な気分”になる「イヤミス小説」で話題を集める秋吉理香子さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。山口さん演じる法律のみを唯一の価値基準として生きる“正義のモンスター”で“最恐主婦”の高規範子が、周囲の人間を翻弄(ほんろう)し運命を狂わせていく姿を描く心理サスペンス。

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