中尾明慶:10月期「新東京水上警察」で佐藤隆太と再び共演 山口紗弥加、“ブンブラック”齋藤璃佑も(コメント全文)

「新東京水上警察」のキャスト陣(C)フジテレビ
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「新東京水上警察」のキャスト陣(C)フジテレビ

 俳優の中尾明慶さんが、佐藤隆太さん主演の10月期連続ドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系、火曜午後9時)に出演することが明らかになった。佐藤さんと中尾さんは人気ドラマ「ROOKIES」(2008年/TBS系)で熱血教師と野球部の生徒役で共演したのをきっかけに親交を深めており、“水上”で再会を果たすことになった。

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 第5弾まで発行されている吉川英梨さんの同名小説が原作。2008年までに実在した「東京水上警察署」が再び署として復活したという設定で、佐藤さんらが演じる刑事や船の操縦を担う海技職員ら個性的な面々がそろった水上警察署のチームが警備艇で駆け巡り、東京の海や川で起きるさまざまな事件を追うという“マリン×クライムエンターテインメント”だ。舞台となるのは、東京・湾岸エリアで、「水上署」のライバルとして「湾岸署」も登場するという。 

 今回発表されたのは佐藤さん演じるリーダーの碇拓真と行動を共にする「水上警察署」のキャスト陣。中尾さんが演じるのは、東京水上警察署の刑事・藤沢充。元鑑識で、鑑識係のいない東京水上警察署では貴重な戦力である。チームの中では唯一世帯持ちで、妻と息子と暮らすという役どころだ。

 山口紗弥加さん、齋藤璃佑さん、皆川猿時さん、椎名桔平さんの出演も明らかになった。山口さんが演じるのは、東京水上警察署の刑事・細野由起子。物怖じせずに上司にも後輩にも遠慮なく踏み込んでいくタイプで、水上署の良きツッコミ役でもある。

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 スーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」で阿久瀬錠/ブンブラックを演じた齋藤さんが演じるのは、東京水上警察署の刑事・遠藤康孝。交番勤務から、直近の異動で刑事になったチーム最年少であり、一人前の刑事を目指して日々奮闘している。何事にも一生懸命で、愛されキャラだが、時に素直すぎる感想を言って周りを凍らせることも……。

 皆川さんは東京水上警察署の課長・高橋宗司、椎名さんは新設された東京水上警察署の署長・玉虫肇をそれぞれ演じる。高橋は、普段から署長・玉虫の意向と自由奔放な碇たちとの間に挟まれ中間管理職として奔走している。制御の効かない碇や日下部にたびたび手を焼いてはいるが、時に世渡り上手な一面を見せて、署長をうまく操縦する場面もある。

 椎名さん演じる玉虫は、元々は警視庁の警察官ではなく、有馬礼子(山下美月さん)と同じ海技職員だったが“海を知るプロフェッショナル”として警察官に鞍替えして水上署の署長にまで上り詰めた異色の経歴の持ち主。近隣の湾岸署や警視庁本部と揉めないように碇たちの捜査にストップをかけることもあり、“たぬきおやじ”と揶揄されることもあるが、その本心には熱い思いがあって……という役どころだ。

 「新東京水上警察」は10月7日スタートで毎週午後9時から放送。初回は15分拡大。

 ◇山口紗弥加さんのコメント

 「新東京水上警察」…新鮮な音の響きにド派手なボートチェイスを想像してときめきました。噂好きで冗談ばかりの細野由起子は“この人、本当に刑事?”と心配になる自由人ですが、由起子の軽口が、複雑な社会問題を孕(はら)む事件の捜査の合間のちょっとした箸休めになれば幸いです。事件解決への推理とともに、個性豊かな「チーム碇」の人間模様をぜひ楽しんでいただけたら。

 ◇中尾明慶さん

 水上×警察という、これまでにない世界観に胸が高鳴りました。一つ一つの事件が、現代社会に投げかけるメッセージも明確で、そこはブレずに真っ直ぐに届けたいと思っています。そして今回、これまでの作品でもご一緒させていただいた先輩方と、再び共演できることが本当に嬉しいです。37歳にもなって…と思いつつ、現場では思いっきり後輩感を出して、甘えさせていただこうと思いました。(自身が演じる)藤沢充は優しくて、チームの中でもバランスを見ながら、ちゃんと空気が読める人間です。家族も大切にしていて、なんか…とにかくいい奴なんです。元鑑識という経歴で、凶悪犯と直接向き合ったことはないけれど、その分、違った視点から一生懸命にチームを支えようとする存在。そんな藤沢が、僕は好きです。

 ◇齋藤璃佑さん

 オファーを受けた時、初めはドッキリか何かだと疑い、マネジャーに何十回も確認しました。僕の役者人生で、初めてオーディション無しでオファーをいただいたドラマが、フジテレビ火曜9時、それもレギュラーキャストだなんてまさに夢のような話です。そしてなんと、この作品に入る直前まで約一年半警察官の役を演じていたので、この番組を合わせると約二年間も警察官を演じ続けていることになります。“自称”若手俳優一警察官が似合う男としてこんなに光栄なことはありません。僕が演じる遠藤康孝は、何事にも一生懸命ですが、どこか抜けていて、チームのみんなからツッコまれるような愛すべき一面もあります。僕自身、役者としてまだまだ未熟で足りない点も多々ありますが、そんなところも遠藤との共通点かな?と思っております。駆け出しだからこそ出せるフレッシュさを是非見ていただけたら嬉しいです。

 ◇皆川猿時さん

 出演が決まって、小躍りしながら原作を読みました。“おもしろい!”けど“おいおい!こりゃ大変な撮影になるぞ~!船酔い怖~い!”と軽く震えました。ところがどっこい、わたしが演じる高橋課長は、署内でお留守番が主な仕事。超ラッキー!いやいや、嘘です(笑)。涼しいスタジオで、ザ・中間管理職を熱演しております。ぐちょぐちょです。よろしくお願いします。

 ◇椎名桔平さん

 警察関連の作品を数多く経験してきましたが、東京湾に特化した水上警察署があったということを今回初めて知りました。その水上署の復活に身を捧げ、何よりも海を愛する署長の玉虫肇という役をやらせていただいています。責任感と優柔不断さを織り交ぜながら、ユニークな人物を演じていこうと思っています。

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