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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
宮藤官九郎さん脚本の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第11回「百年の孤独」が17日放送される(NHK総合で日曜午後8時ほか)。ストックホルムオリンピックの開幕直前、プラカードの表記を巡って、珍しく強硬な態度に出る四三(中村勘九郎さん)。その真意とは? 迎えた開会式当日、満員のスタジアムを堂々と行進する四三と弥彦(生田斗真さん)。そして弥彦は、日本選手のトップバッターとして100メートル走に挑む……。
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1960年、東京オリンピックを控える田畑政治(たばた・まさじ、阿部サダヲさん)は開会式を研究すべく、ストックホルムオリンピックの記録映像に見入る。時は1912年7月のストックホルムオリンピック開会式。「NIPPON」のプラカードを持ち、四三と弥彦が日本初のオリンピック選手として入場。そして競技が始まる。
大森兵蔵(竹野内豊さん)に緊張を解かれた弥彦は、100メートル走を好タイムでゴールするも順位は惨敗に終わる。それでも弥彦はプレッシャーと戦い続け、200メートル走、さらには400メートル走へと挑み……というストーリー。
「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、86年の「いのち」以来33年ぶり。勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部さんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。
第10回「真夏の夜の夢」で、四三と弥彦は長旅の末、ついに決戦の地・ストックホルムに到着。しかし、四三は夜になっても明るい白夜に苦しめられる。一方で弥彦も、外国人選手との明らかな差に自信を喪失。ついに正気を失い、とんでもない行為に出る。その頃、「朝太」になった孝蔵(森山未來さん)も、円喬(松尾スズキさん)の話術を必死に盗もうと取り組むが、そのすごさに圧倒される……という展開だった。
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