科捜研の女:熱狂的ファン運営の公式ツイッター開設 沢口靖子の動画配信企画も

連続ドラマ「科捜研の女」の主演を務める沢口靖子さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「科捜研の女」の主演を務める沢口靖子さん=テレビ朝日提供

 18日にスタートする女優の沢口靖子さん主演の人気ドラマシリーズ「科捜研の女」(テレビ朝日系、木曜午後8時)が4日、番組初の公式Twitter(ツイッター)を開設した。アカウント名は「科捜研の女(をみる女)」で、運営は番組スタッフではなく、ドラマの熱狂的なファンが担当する。ツイッターでは、沢口さんによるオリジナル動画を毎週木曜に配信する企画「沢口サーズデー」も実施する。

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 ツイッターの運営を担当するのは、普段はウェブ関係の仕事をしている人物で、年齢性別などは非公開。番組プロデューサーが参加したとある打ち合わせで、相手先の会社にドラマの熱狂的なファンを紹介され、そのあまりの熱烈ぶりに感銘を受け、公式アカウントの運用を依頼することになったという。

 「沢口サーズデー」では、沢口さんの自撮りによる「ごあいさつ動画」や画像加工アプリを使った衝撃映像、鑑定グッズをフィーチャーした動画などが配信される。第1弾は8日に配信予定で、現在準備を進めているという。

 「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所、通称「科捜研」の法医研究員・榊マリコ(沢口さん)が、法医学、化学、文書鑑定などの専門技術を駆使して、現場に残された遺留品から研究所の仲間たちと事件の真相に迫る姿を描く人気ミステリードラマシリーズ。1999年にスタートし、昨年10月期には第18シリーズが放送された。20年目を迎える第19シリーズが、テレビ朝日開局60周年記念として、今年4月から20年3月までの1年間放送される。

 沢口さん、藤崎絵三プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇沢口靖子さんのコメント

 普段は“科学の最先端”を扱っている「科捜研の女」が、なんとこの度“SNSの最先端”にチャレンジいたします! 実は最近、小中学生からファンレターをいただくなど、若いファンの方が増えているなという実感がありました。だからこそ若い世代に身近なSNSを通して、みなさんにマリコの真面目なキャラクターをクスッと笑っていただき、「科捜研の女」という作品をもっと身近に感じていただきたい……そんな思いから、この企画に取り組みました。

 初めてのチャレンジでしたので、撮影では意外と汗をかいてしまいました。でも、「とても面白い仕上がりになっている」というスタッフの方の言葉を聞いて、ホッとしています。マリコが真摯(しんし)に語りかけるところなど、ツッコミどころが満載だと思います。今回、初めて画像加工アプリを体験させていただきましたが、私の顔がアニメのキャラクターのようになるのが、とても面白かったですね。反対に、苦労したのは「サーズデー」の発音です。アプリで発音を聞かせていただくなど、“自主練”もしました(笑い)。

 今年はぜひ、「サーズデー」という言葉をはやらせたいですね! この動画をお友達とシェアしたり、マネしたり……。ぜひ一日一回はみなさんに「サーズデー」と口にしていただき、毎週の配信を楽しみにしていただけたらうれしいです。

 ◇藤崎絵三プロデューサーのコメント

 SNSは「科捜研の女」初の挑戦となりますが、一方的な情報発信の場ではなく、視聴者の皆様と一緒に盛り上がっていける場にできたらという思いで、「ファンが運用」という形を取らせていただきました。これも「科捜研の女」の新たな一面だと思って楽しんでもらえたら幸いです。そして、沢口さんと榊マリコの魅力が詰まった「沢口サーズデー」も必見です! 木曜の朝に学校や職場で「今朝のサーズデー見た?」という会話をしていただけるよう、面白い作品をお届けしていきたいです。どうぞご期待ください。

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