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22/7 天城サリー:米国出身の異色声優 アニメに教えられた自身のルーツ 「パンドラとアクビ」で初主演

アニメ
アニメ「パンドラとアクビ」に声優として出演する天城サリーさん

 アニメ「ハクション大魔王」のアクビ、人気ゲーム「モンスターストライク」のパンドラが登場するアニメ「パンドラとアクビ」が5日、劇場公開される。ゲームから引き続き小倉唯さんがパンドラの声優を務め、デジタル声優アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」メンバーの天城サリーさんがアクビを演じる。天城さんがアニメの主人公の声優を務めるのは初めて。米国出身で、声優を目指して来日したという異色の経歴の天城さんに、声優としての活動や作品について聞いた。

 ◇日本のアニメ、声優で日本人であることを誇りに思えるように

 天城さんは米国出身で両親は日本人。約3年前に声優を目指して来日した。英語、日本語、スペイン語、フランス語の4カ国語をしゃべることができたが「フランス語を忘れてかけているので、今は3.5カ国語かもしれませんね」と明かす。中学生の時に日本のアニメに出会い、声優を目指すことになった。

 「日本人の少ないコミュニティーで育ちましたし、両親とは日本語ではしゃべらなかったんです。中学生の時、日本のアニメ、声優に元気づけられ、日本人であることを誇りに思えるようになりました。自分のルーツを教えていただきました」

 日本語を本格的に勉強を始めたのは2016年。敬語をうまく話せないなど苦労も多かったというが、「22/7」のメンバーとしてデビューし、「パンドラとアクビ」でついに主演の座を射止めた。「驚きが大きかったです。感激して涙が出ました。(22/7の)メンバーもみんな喜んでくれて、うれしかったです」と喜ぶ。

 ◇新人でもいきなりアドリブ 全力で!

 「パンドラとアクビ」は前編「荒野の銃撃戦」と後編「精霊と怪獣の街」の2部構成。アクビとパンドラのコンビが、世界を滅ぼす力を持つと言われ、各地に散らばってしまった災いのかけらを回収すべく、次元を超えて活躍する。甲斐田裕子さんや吉野裕行さん、天田益男さん、田村睦心さん、江原正士さん、津田健次郎さんも声優として出演する。

 アクビは言わずと知れた人気キャラクターだ。天城さんはこれまでのアクビとの違いを考え、演技プランを練った。

 「これまでのアクビちゃんは身長が低かったけど、今回は少し大きくなっているのでイメージが変わっているようにも感じました。ちょっと落ち着いているのかな?テンションも抑えめなのかな?と思っていたのですが、現場では『もっとテンションを高く』というお話でした」

 天城さんは新人ではあるが、アドリブを盛り込むなど果敢にアフレコに挑んだ。

 「台本に『?』となっていて『えっ?』『うん?』などと言うところを『ビビビ?』『アクビ?』と可愛く言ってみたんですね。テストでNGが出なくて、そのまま使われることになりました。現場では、私だけが新人だったのですが、新人の時だから許されることをやっておきたかったところもあります。とりあえず全力でやってみよう!と臨みました」

 ◇天城にしかできないことを

 アフレコでは「テンションを上げ過ぎて、声が割れてしまったり……」と勉強になることも多かったという天城さん。「人を勇気づけられる声優さんになりたいです。SNSでも海外に発信したり、天城にしかできないことを伝えていただければ」と成長に意欲を燃やす。

 「22/7」のメンバーとしても「みんなでこれからも演技を頑張っていきたいですし、パフォーマンスもレベルアップして、憧れられるような存在になりたい」とさらなる飛躍を誓う。「22/7」のメンバー、“3.5カ国語”を操る声優としてグローバルな活躍が期待される。

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