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シシド・カフカ:30代で変化「いろいろ楽に」 自己啓発本で意識改革 人生のテーマは「トランカスタイル」

テレビ
連続ドラマ「わたし、定時で帰ります。」に出演する女優のシシド・カフカさん(C)TBS

 シシド・カフカさん(33)が、16日にスタートする女優の吉高由里子さん主演のドラマ「わたし、定時で帰ります。」(TBS系、火曜午後10時)に出演する。シシドさんは、ドラムをたたきながら歌う独自スタイルのミュージシャンで、女優としての顔も持つ。「30歳ぐらいから、いろいろ楽になりました」と話すシシドさんに、2017年夏から掲げているという人生のテーマ「trancastyle(トランカスタイル)」についてや、ドラマについて聞いた。

 シシドさんは、父の仕事の都合でメキシコで生まれ、アルゼンチンで育つ。14歳でドラムを始め、18歳でドラムボーカルとしてプロミュージシャンに。12年9月に「愛する覚悟」でCDデビューを果たす。江崎グリコのスナック菓子「プリッツ」のテレビCMでも話題に。女優業としては、2014年10月期のドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)で女優デビュー。「視覚探偵 日暮旅人」(2017年・日本テレビ系)、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年)、「カンナさーん!」(2017年、TBS系)、「ひよっこ2」(3月)などに出演した。

 ◇「わた定」では融通が利かない女性役に

 「わたし、定時で帰ります。」は、朱野帰子(あけの・かえるこ)さんの同名小説シリーズ(新潮社)が原作。「残業ゼロ」「定時で帰る」がモットーのワーキングガール・東山結衣(吉高さん)が、くせ者のモンスター社員の抱えるさまざまなトラブルを解決していく物語。シシドさんは、結衣の同僚で、WEBディレクターの三谷佳菜子役。小学校の頃から1日も学校を休んだことがなく、会社も入社以来の皆勤賞という設定で、真面目過ぎる努力家だが、少々融通が利かないという役どころ。

 三谷役に「わりと共感している部分が多い」というシシドさんは、「時間内に終わらなければ、たぶん(シシドさん自身も)残業するだろうなと思っているので、(三谷が)それを当然のこととして思って、仕事に向かっていくという感覚も、わりと通ずるものがあるのかなと思っています」と話しつつ、「私は、皆勤賞女ではないです(笑い)」と明かす。

 ◇30歳頃、転機が訪れ……

 仕事をする上で一番大切なのは「緩急」と話したシシドさん。「それこそ、ちょっと前までは『もう100%で』って言っていたんですけど、それも良くないなと思いまして。100%でって力み過ぎると、結果が100%じゃなくなることが多々あるというか」と話す。歌で言うと「抑揚」と同じだといい、「歌詞を書く上でも、ぐーって力が入り過ぎてしまうと、この言葉にこれだけの思いを詰めたんだ! ってなりますけど、それだと全ての言葉に力があり過ぎて、ぶつかって、結局マイナスになっていくということもある。たぶん、演技もそういうことなんだとは思うんです」と持論を展開する。

 そんなシシドさんは、「(以前は)とにかく自分が苦しかった」という。「何をしても、まず悪いところから見て、問題提起から会話が始まっていた。自分自身も、チームの人間も苦しいでしょうし、(そうした状況から)抜け出さなきゃというのはずっとあった」と振り返る。

 そんな中、30歳頃に突然、転機が訪れた。それまでは自己啓発本が「(自身に刺さって)痛過ぎて、やめてほしいと思って、全然読めなかった」というが、「ある日突然、読めるようになって。そこから自己啓発本を結構読んで、納得したものだけ取得していけばいいやと思った。何か怒りがこみ上げた時に『一回この話の本当はどこだったのか』って考えるように癖付けて、やっと最近それが普通に(できるように)なった。一年以上かけて、考え方の改革を続けております」と明かす。

 ◇トランカスタイルが人生のテーマ

 「そこからいろいろ楽になりましたし、笑うことも増えたみたいです。一昨年10月に髪を切ったのも、一個軽くなった感じがありましたね」と笑顔を見せたシシドさん。2017年夏からは「人生のテーマ」として、「trancastyle(トランカスタイル)」を掲げている。

 「トランカスタイル」とは、スペイン語で「落ち着いている」という意味の「tranquilo(トランキーロ)」と、英語の「style(スタイル)」を掛け合わせた造語といい、シシドさんによると「たぶんアルゼンチンでしか、ブエノスアイレスでしか使われていないかもしれないです」という。

 「ほっとくと、どんどん考えが硬く、硬くなっていってしまうのが私の癖なので、『トランカスタイルに、トランカスタイルに』っていうのを繰り返して、今、やっと大体トランカスタイルという風になってきた」と話すシシドさん。理想の女性像は「余計なものを目の前に置かない女性」だといい、「ただ素直に自分の感性を信じて、『これ面白い』ってなったものを『面白い』ってちゃんと言いたい。年とか関係なく、いいと思ったものを取り入れる女性を見るとすてきだなと思うので、私もそういう自分でありたい」と話す。

 「33(歳)って、そんなにまだブレーキかける年でもないので、いけるところまでちゃんと走れるように準備はしていきたいなと思います」と話したシシドさん。新ドラマで見せる顔にも期待したい。 

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