女優の吉岡里帆さんが、映画「見えない目撃者」(森淳一監督、9月20日公開)に主演することが25日、分かった。韓国で230万人を動員し大ヒットとなった2011年公開の映画「BLIND(ブラインド)」が原作で、森監督と脚本の藤井清美さんが原作を大胆に脚色。吉岡さんは事故で最愛の弟を亡くし、さらに視力を失い、警察官への道までも断たれた主人公・浜中なつめを演じ、悲しい過去を抱え葛藤しながらも立ちはだかる障害や迫りくる危険と果敢に闘う難しい役どころに挑戦する。
ウナギノボリ
小芝風花、実写映画「魔女宅」から10年
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまったなつめは、この事故が原因で失明し、警察官を諦め、弟の死を乗り越えることができずにいた。ある日、なつめの近くで車の接触事故が起きる。なつめは事故現場で、少女が助けを求める声を聞き、誘拐事件の可能性を感じる。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するも、まともに取り合ってもらえず捜査は打ち切りになってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて、連続誘拐事件が明らかになり……という展開。
この“なつめ”という役は今まで演じてきた人物の中でも群を抜いて難しい役でした。ちまたの言葉を借りるなら、平成最後の戦い抜いた作品です!
視力を失った元エリート警察官。視界が闇に包まれている中でのアクションやサスペンス要素は想像以上にゾクっとする瞬間が多く、なつめとバディーを組む盲導犬の“パル”が一筋の光でした。この作品を撮るにあたり、警察官、視覚障害者の方、盲導犬トレーナーの方に、多大なるサポートをしていただきました。そして、現場のチームの皆様とは励まし合いながら過酷な撮影現場を共に走り抜けました。心から感謝しています。本当に魅力的な組に恵まれました。積み重ねたカットがつながって、皆様の心を映画の世界へ誘ってくれることと思います。
横溝正史の小説を数々映像化してきた市川崑監督による1996年公開の映画「八つ墓村」が、3月19日午後1時からNHK BSで放送される。
俳優の織田裕二さんが熱血漢の刑事を演じて大ヒットした「踊る大捜査線」をはじめとする「踊る」プロジェクトが再始動することが3月18日、明らかになった。
おととしに行われた「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた藤本洸大(ふじもと・こうだい)さんが、3月15日公開の映画「恋わずらいのエリー」(三木康一郎…
本木雅弘さん主演、周防正行監督・脚本の青春コメディー映画「シコふんじゃった。」(1992年)が、3月15日深夜0時15分からNHK BSで放送される。
山田風太郎の小説「八犬伝」が役所広司さん主演で映画化されることが明らかになった。失明しながらも「南総里見八犬伝」の物語を28年の歳月をかけて書き上げた滝沢馬琴を演じる。