やすらぎの刻:“姫”八千草薫が初登場 石坂浩二の夢枕で「ねぇ~」とお小言

ドラマ「やすらぎの刻~道」に出演する八千草薫さん(右)と風吹ジュンさん=テレビ朝日提供
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ドラマ「やすらぎの刻~道」に出演する八千草薫さん(右)と風吹ジュンさん=テレビ朝日提供

 女優の八千草薫さんが、平日昼の帯ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」(テレビ朝日系)の第36話(27日放送)に出演することが6日、分かった。八千草さんは、前作「やすらぎの郷(さと)」で天国へ旅立った“姫”こと九条摂子役で出演。第36話で、“姫”は菊村栄(石坂浩二さん)の亡き妻・律子(風吹ジュンさん)と共に、栄の夢の中に出現する。

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 同話では、施設の新コンシェルジュ・有坂エリ(板谷由夏さん)と鎌倉デートを楽しみ浮かれていた栄に、姫と律子が夢の中でやんわりとお小言。姫は口癖である「ねぇ~」を連発しながら、栄の邪念をたしなめていくという。

 八千草さんは、2月に体調不良により「道」パートのヒロイン・しの役の降板を発表したが、今回の登場シーンは、降板を決定する前に撮影した。収録は終始和やかなムードで行われ、合間には石坂さん、風吹さんとのスリーショットの記念写真も撮影された。八千草さんは、「道」パートの降板決定後も意欲的に追加撮影に参加しており、今後も九条摂子として度々「やすらぎ」パートに登場するという。

 「やすらぎの刻~道」は、「北の国から」などで知られる倉本聰さんが脚本、石坂さん主演で2017年4~9月に放送され話題を集めた平日昼の帯ドラマ「やすらぎの郷」の続編で、同局の開局60周年記念番組として放送。「やすらぎの郷」は、全盛期の映画やテレビ界を支えた俳優、作家、ミュージシャン、アーティストたちが集う老人ホームを舞台に、かつての大スター集団が繰り広げる人間喜劇が描かれた。

 今作は、石坂さん演じる作家の菊村栄が、以前ボツになったシナリオを思い起こし、浅丘ルリ子さん演じる白川冴子、加賀まりこさん演じる水谷マヤら、おなじみのメンバーが見守る中、今は亡き“姫”こと九条摂子(八千草さん)をモデルに、どこにも発表するあてのないシナリオ「道」を書き始める……という展開。ドラマは「道」パートと、「やすらぎの郷」のその後を描く「やすらぎ」パートに分かれる。ヒロイン・しのは、清野菜名さんと風吹さん、しのの夫となる根来公平は風間俊介さんと橋爪功さんがリレー方式で演じる。

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