緊急取調室:第4話視聴率は12.6% 10連休も好調キープ 松本まりかの怪演も話題に

ドラマ「緊急取調室」に主演する女優の天海祐希さん
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ドラマ「緊急取調室」に主演する女優の天海祐希さん

 女優の天海祐希さんの主演連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第4話が2日に放送され、平均視聴率は12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。10連休となったゴールデンウィーク中に、前週から視聴率を落とした連ドラが多い中、第3話の12.3%から0.3ポイント上昇し好調をキープした。被疑者の姉を演じた松本まりかさんが「緊急取調室(キントリ)」の真壁有希子(天海さん)につかみかかる“怪演”が話題になった。

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 「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる専門チーム“キントリ”のメンバーたちが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。井上由美子さんによるオリジナル脚本で、第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは17年4月期に放送され、15年9月にスペシャルドラマも放送された。第3シーズンでは、被疑者にもかかわらず、さまざまな立場の“油断ならぬ女たち”がキントリチームを翻弄(ほんろう)する中、決死の覚悟で事件の裏にある真実を暴いていく。

 第4話は、女子高校生連続殺人事件の被疑者として、無職の男・樫村荘介(今井悠貴さん)が逮捕された。その直後、捜査班は樫村の車から、2日前の夜に失踪した女子高校生・福永真希(若林薫さん)の携帯電話を発見。しかも、防犯カメラで樫村の足取りを追ったところ、真希を尾行する様子が映っていた……。過去の被害者は、水や食料を与えられずに監禁され、数日後に衰弱死していたことから、真希も同じ目に遭っている可能性が高いと推測された。その場合、類推できる状況下での生存可能時間は、残りたったの30時間だった……。

 大至急、樫村の口を割らせるため、取り調べは真壁有希子(天海さん)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に一任されることに。しかし、樫村は完全黙秘を貫き、時間だけが過ぎていく。その矢先、被害者全員に“ある共通点”が存在することが判明。有希子はさらなる手がかりを求め、寝たきりの祖母・澄江(鷲尾真知子さん)と暮らす樫村の姉・茜(松本さん)を訪ねるが……という展開だった。

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