広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第7週「なつよ、今が決断のとき」を放送。5月15日の第39回では、東京に行きたいと家族に打ち明けたなつ(広瀬さん)だったが、本当の理由は話せずにいた。なつから相談された天陽(吉沢亮さん)は、なつへの思いから、つい強い言葉で接してしまう。富士子(松嶋菜々子さん)と照男(清原翔さん)は、なつを救ってくれた弥市郎(中原丈雄さん)の家を訪ね、なつが弥市郎の家で過ごした際、一心不乱に絵を描いていたことを知って……。
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」は、兄・咲太郎(岡田将生さん)を捜すため、東京を訪れていたなつと富士子は、偶然、天陽の兄・陽平(犬飼貴丈さん)と再会する。陽平は、東京の美大に通いながら、マンガ映画を作る会社で働いていた。なつは、陽平に誘われ、マンガ映画の制作現場を見学すると、心を奪われる。一方、十勝では、照男が大事な話があると天陽を呼び出し、なつへの思いを確かめようとする。そんな2人は、青年団のスキー大会で対決することになり……という展開だった。
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