なつぞら:第38回視聴率21.1%で大台続く なつはアニメーターになりたいと…

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第7週「なつよ、今が決断のとき」の第38回が14日に放送され、平均視聴率は21.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前日37回の21.2%(同)に続いて20%の大台をキープしており、第7週も好調を維持している。

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 第38回では、なつ(広瀬さん)が、天陽(吉沢亮さん)の家にたどり着いていないことを知り、あわてる柴田家の面々。しかし、弥市郎(中原丈雄さん)の家で一夜を明かしたなつが帰宅し、みな安心する。心配して柴田家を訪れた天陽に、なつはアニメーターになりたいことを打ち明けたため、天陽は、なつへの思いを伝えることができなくなってしまう。その夜、なつは家族を前に、今の思いを伝えるが……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。全156回を予定。

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