なつぞら:第61回視聴率20.7%で大台復帰 照男&砂良が新婚旅行でやってきた!

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第61回が6月10日に放送され、平均視聴率は20.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録した。8日に放送された第60回の19.6%からアップし、20%の大台に復帰。第11週「なつよ、アニメーターは君だ」も順調なスタートを切った。

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 第61回では、昭和32(1957)年春。東洋動画仕上課で働くなつ(広瀬さん)たちは、ついに数万枚におよぶセル画を仕上げて映画「白蛇姫」を完成させた。なつが居酒屋「風車」に帰ってくると、新婚旅行で東京を訪れていた照男(清原翔さん)と砂良(北乃きいさん)の姿があった。2人の結婚の経緯や、懐かしい十勝での話で盛り上がっていると、そこへ咲太郎(岡田将生さん)が帰宅。いよいよ、なつの2人の兄が顔を合わせることに……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。

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