なつぞら:第11週視聴率21.0%で大台続く なつ、ついにアニメーターに!

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第11週「なつよ、アニメーターは君だ」(6月10~15日)の週間平均視聴率が21.0%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区・以下同)だったことが6月17日、分かった。4月1日のドラマスタートから、11週連続で20%の大台をキープしており、好調が続いている。

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 第11週「なつよ、アニメーターは君だ」は、東洋動画で働くなつ(広瀬さん)たちは、数万枚におよぶ動画を描き上げ長編アニメ映画「白蛇姫」を完成させる。そんな中、再びアニメーターになるチャンスが回ってきたなつは、ついに試験に合格。作画課の一員として、新たなスタートを切る。そんな折、信哉(工藤阿須加さん)がなつを訪ねてきて、妹・千遥の消息を知る……という展開だった。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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