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注目映画紹介:「ザ・ファブル」岡田准一が殺しを禁じられたすご腕殺し屋に アクションと笑いが炸裂!

映画 マンガ
映画「ザ・ファブル」のビジュアル (C)2019「ザ・ファブル」製作委員会

 人気グループ「V6」の岡田准一さん主演の映画「ザ・ファブル」(江口カン監督)が、6月21日から丸の内ピカデリー(東京都中央区)ほかで公開される。原作はマンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の南勝久さんの人気マンガ。すご腕の殺し屋が休業し、殺しを禁じられて一般人として暮らすミッションに、裏社会が容赦なく絡んでいく。ド派手なアクションあり、ゆる~い笑いあり、人情味ありの極上エンターテインメント作品だ。 

 ファブル(英語で寓話=ぐうわ)と呼ばれる謎の殺し屋(岡田さん)は、裏社会の伝説として恐れられていた。ある日、ボス(佐藤浩市さん)に休業のミッションを与えられる。「もし誰かを殺したら処分される」と言われたファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃さん)と兄妹になりすまして、大阪で暮らし始める。そんな中、世話になったミサキ(山本美月さん)が事件に巻き込まれて……。

 「永遠の0」(2013年)、「散り椿」(2018年)など、ジャンルを問わず数々の主演映画で存在感を放つ岡田さんが、殺し屋だがお茶目というギャップのある役柄で楽しませてくれる。

 脇を固める俳優陣も個性的。安田顕さんと柳楽優弥さんが、裏社会のボスと子分を演じ、安田さんはやんちゃな子分との絆を、柳楽さんはギラギラした危険な魅力を放ち、作品を盛り立てる。組織の会長役に光石研さん、専務役に向井理さん、謎の殺し屋役に福士蒼汰さんが扮(ふん)する。佐藤二朗さんはファブルのアルバイト先の社長役でコミカルなシーンを生み出している。

 どんな相手も6秒以内で片付けるファブルが暗躍。緊張感あふれるスタイリッシュなアクションシーンの後、社会から隔絶されて生きてきたファブルが「プロの普通」を目指す姿で笑わせてくれる。裏社会の抗争にじわじわ巻き込まれていくさまがスリリングに展開され、緊張と笑いが交互にやって来る。偶然出会ったミサキのピンチを救えるかというストーリーの一方で、柳楽さん演じるチンピラが、物語の行方を予測不能にする。原作を知らなくても十分に楽しめる。

 多数のCMを手がける江口監督がマンガ原作を初めて映像化。「ボーン・アイデンティティー」「96時間」シリーズなどのアクションに関わり、マット・デイモンさんやリーアム・ニーソンさんらと仕事をしてきたフランス出身のアクション監督アラン・フィグラルツさんがファイトコレオグラファーとして参加。岡田さんの能力が十二分に引き出されたスピーディーで美しいアクションが楽しめる。主題歌はレディー・ガガさんの「ボーン・ディス・ウェイ」。(キョーコ/フリーライター)

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