眞栄田郷敦:真剣佑の弟「日曜劇場」で連ドラデビュー 役作りで15キロ増量「もう少し大きくしたい」

連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演が決まった眞栄田郷敦さん (C)TBS
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連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演が決まった眞栄田郷敦さん (C)TBS

 俳優の千葉真一さんを父、新田真剣佑さんを兄に持つ眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さんが、TBS系「日曜劇場」枠で7月期に放送される連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(日曜午後9時)に出演することが6月24日、明らかになった。眞栄田さんは今回が連ドラ初出演で、物語の鍵を握るトキワ自動車本社海外事業部所属・七尾圭太を演じる。

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 七尾は、ニュージーランドからの帰国子女で、現地での大学時代にある出来事によって夢を断たれ挫折。失意のまま帰国し、“普通の生活”を送ろうとトキワ自動車に入社する。いつも笑顔で人当たりが良く礼儀正しい男で、ビジネスの世界で成功しようと意気込むが、大泉洋さん演じる主人公の君嶋と出会ったことで人生が一変。七尾の存在は君嶋が再起を図る際の切り札となっていく……。

 オーディションで七尾役を射止めた眞栄田さんは、役作りのため約3カ月で15キロも体重を増やした。「とにかくこの作品に携わりたい!という気持ちが強くて、体作りやお芝居で自分をこの役に近づけられるよう精いっぱい努力したつもりです」と振り返っていて、体格についても「もう少し大きくしたいです」と話している。

 また、台本を読んで、初めて「心が熱くなったり、鳥肌が立って泣きそうになった」といい、「特に第1話で大泉さんがみんなに熱く語るシーンの、言葉の勢いやチョイスなどに自分もすごく熱くなりました」と明かし、「七尾は物語全体を動かす役どころだと思っています。大泉さんはじめ共演者の皆さんもおっしゃっていますが、『この作品で日本中を元気にする!』という熱い思いをもって役を演じていきたいです」と意気込んでいる。

 伊與田英徳プロデューサーは、「初めてお会いした時から独特の強いオーラを感じておりました。厳しいオーディションの末、この役をつかみ取った眞栄田さんのフレッシュな演技に期待しています」とコメント。さらに「大泉洋さんらが勤めるトキワ自動車の運命をも左右する重要な役どころです。役作りのため15キロもの増量をしたのをはじめ、眞栄田さんのこの作品に対する真っすぐな熱意に、私も大変驚かされています。そんな眞栄田さんの魅力がたっぷり詰まった、七尾圭太という一人の若者の葛藤と成長を皆さん、ぜひ楽しみにご覧ください!」とアピールしている。

 「ノーサイド・ゲーム」は、「半沢直樹シリーズ」「陸王」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんの新作同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大手自動車メーカーのトキワ自動車で働き、本社から府中工場に飛ばされた君嶋(大泉さん)が、古豪のラグビーチームのゼネラルマネジャーを兼務することになり、チーム再建に奮闘する姿を描く。

 俳優の入江甚儀さん、村田雄浩さん、お笑いコンビ「リットン調査団」の藤原光博さん、映画「カメラを止めるな!」でおなじみの濱津隆之さん、元「アイドルネッサンス」メンバーの南端まいなさんの出演も新たに発表された。

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