今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第129回が9月25日に放送され、懐かしの人物が続々登場する展開に、視聴者の注目が集まった。

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　第129回では、2年がかりで完成したテレビアニメ「それいけ！アンパンマン」が放送され、のぶ（今田さん）と嵩（北村匠海さん）をはじめ、メイコ（原菜乃華さん）と健太郎（高橋文哉さん）、たくや（大森元貴さん）らそれぞれが思いを巡らせる。

　手嶌治虫（眞栄田郷敦さん）もテレビを見ながら「やないさん、おめでとう」とつぶやく。代議士・薪鉄子（戸田恵子さん）の事務補助員だった世良（木原勝利さん）も、秘書らしき人物に30秒カウントされながら、鉄子の写真に「薪鉄子先生、あの嵩さんが飢えた人々を救うヒーローを誕生させましたよ」と語りかけた。

　“ヤムおんちゃん”こと草吉（阿部サダヲさん）が街角の電気屋のテレビに見入っていると、幼い頃の嵩にそっくりな少年（木村優来君）がやって来て「ジャムおじさんですか？」と問いかける。草吉は「違う！　屋村だ」と返し、少年の髪の毛を触ると笑顔で去って行った。

　こうしてアンパンマンとやないたかしの名は日本中に広まり、のぶは高知の女学院を訪れる。そこには、のぶの幼なじみで校長となったうさ子（志田彩良さん）、教師時代ののぶを厳しく指導した黒井（瀧内公美さん）の姿が。うさ子は「やないたかし先生が特別に、本女学院のためにキャラクターを作ってくださいました」と話し、のぶは「黒井先生、ご無沙汰してます。お目にかかれて幸せです」と頭を下げると、黒井にイラストを手渡した。うさ子はのぶに「嵩さんを支えて頑張ったがやねえ」、黒井は「おたくの先生に伝えなさい。飢餓の人々を救う、平和のアンパンマンたれ！」と伝えた。

　SNSでは「懐かしい顔ぶれが勢ぞろい！」「たくさんの懐かしのあの人や大好きな人たちが！」「ビックリした、ここで過去キャラの大行列が」「もう全てが良すぎる回でした。うさ子ちゃんも、世良さんも、ヤムさんも、少年も」「世良さんに秒カウントする秘書が付いてるw」「まさかの黒井先生とうさ子ちゃん再登場」「ヤム生きてた！チビ嵩も！！」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開！　予告にはいたけど“名前なし”？　新キャラは1人　登美子＆千代子も“完走”

　今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

　9月22日に始まる最終週（第26週）「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三（前原滉さん）の登場が予告された。

「あんぱん」登場人物紹介

朝田のぶ（今田美桜）

柳井嵩（北村匠海）

朝田羽多子（江口のりこ）

朝田蘭子（河合優実）

朝田メイコ（原菜乃華）

屋村草吉（阿部サダヲ）

柳井登美子（松嶋菜々子）

柳井千代子（戸田菜穂）

宇戸しん（瞳水ひまり）

辛島健太郎（高橋文哉）

八木信之介（妻夫木聡）

今野康太（櫻井健人）

東海林明（津田健次郎）

岩清水信司（倉悠貴）

小田琴子（鳴海唯）

薪鉄子（戸田恵子）

世良則雄（木原勝利）

出川（小田井涼平）

いせたくや（大森元貴）

手嶌治虫（眞栄田郷敦）

六原永輔（藤堂日向）

大島コオ（七瀬公）

三浦光雄（池田努）

久里田洋（江原パジャマ）

中尾星子（古川琴音）

マノ・ゴロー（伊礼彼方）

浜辺ヒラメ（浜野謙太）

古川マモル（西山潤）

小宮ミカ（佐竹桃華）

「あんぱん」とは

　「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん（1919年～2013年）と、暢さん（1918年～1993年）夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。