なつぞら:第74回視聴率21.4%で好調キープ 小畑一家上京で波乱? 雪次郎の夢は…

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第74回が6月25日に放送され、平均視聴率は21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。24日の第73回も21.5%(同)を記録しており、同日から始まった第13週「なつよ、“雪月”が大ピンチ」も前週までと同様に、好調をキープしている。

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 第74回は、雪次郎(山田裕貴さん)が役者になるため川村屋を辞めると言い出してから数日後。朝、なつ(広瀬さん)がカーテンを開けると、とよ(高畑淳子さん)、雪之助(安田顕さん)、妙子(仙道敦子さん)の姿があった。3人が「風車」のカウンターに腰掛けると、亜矢美(山口智子さん)と咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)が現れた。雪次郎が劇団に入りたいといった背景に、咲太郎の影響があるはずと考えていた雪之助が口火をきり……という展開だった。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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