中川大志:高畑勲展で音声ガイド 朝ドラ「なつぞら」坂場役も話題

「高畑勲展」の音声ガイドナレーターを務める中川大志さん
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「高畑勲展」の音声ガイドナレーターを務める中川大志さん

 女優の広瀬すずさんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に出演中の俳優・中川大志さんが、7月2日~10月6日に東京国立近代美術館(東京都千代田区)で開催される展覧会「高畑勲展-日本のアニメーションに遺したもの Takahata Isao:A Legend in Japanese Animation」の音声ガイドナレーターを担当することが6月27日、分かった。

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 中川さんは、日本のアニメ界の草創期を描く「なつぞら」で、監督見習い・坂場一久を演じ、話題を集めている。今回の音声ガイドでは、高畑監督と時代を共にした仲間たちのインタビューも交えて、同展を案内する。

 中川さんは「自分たちが当たり前のように目にしていた作品が、どんな思いで、どんな苦悩を経て、ど んな手法で作られていたのかを知ることができる貴重な機会です。日本のアニメーション の歴史でもある『高畑さんの人生』を存分に楽しめる音声ガイド、ぜひお楽しみください」とコメントを寄せている。

 「高畑勲展」は、昨年4月に82歳で亡くなったの高畑勲監督の初の回顧展。初監督作品「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968年)などにスポットを当てた1章、演出の秘密に迫る2章、「里山」というモチーフの展開に注目した3章、水彩画風の描法に挑んだ「かぐや姫の物語」(2013年)などにスポットを当てた4章で構成され、未発表の制作ノートや絵コンテなどもお披露目される。

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