ミステリと言う勿れ
第11話 物語はクライマックスへ!蘇る殺人鬼・・・妹の死の謎
12月28日(土)放送分
宮藤官九郎さん脚本の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第25回「時代は変る」が6月30日に放送される(NHK総合で日曜午後8時ほか)。ドラマは第24回をもって、日本で初めて五輪に参加したマラソン選手・金栗四三(中村勘九郎さん)が主人公の第1部が完結。第25回から、四三に代わって、東京五輪実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治(阿部サダヲさん)が主人公の第2部がスタート。今年3月に亡くなった萩原健一さんが、大物政治家の高橋是清役で登場する。
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四三がまさかの3度目のパリオリンピックに出場し、負けて帰って来た報告会で「負けちゃ意味がない」と息巻く若者が現れる。田畑政治である。30歳で死ぬと予言され、体の弱かった彼は、自分が生きている間に日本水泳を世界レベルに引き上げようと血気盛ん。朝日新聞に記者として入社し、政治家の大物・高橋是清にも接触。震災不況でオリンピック参加に逃げ腰の治五郎(役所広司さん)や金に厳しい岸清一(岩松了さん)も驚く大量の資金援助を取り付けてみせる。
「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。
第24回は、関東大震災により壊滅状態の東京。治五郎の作った神宮外苑競技場は避難所として人々を受け入れ、そこで富江(黒島結菜さん)ら女学生は傷ついた人々の救済に尽力する。四三は心配する熊本のスヤ(綾瀬はるかさん)や幾江(大竹しのぶさん)の元に短期帰省し、援助物資として食料を譲り受け、神宮で復興運動会を開催してスポーツで人々を元気づけるアイデアを思いつく。「復興節」の歌がはやり、孝蔵(森山未來さん)の落語が疲れ切った人々に笑いをもたらす……という展開だった。
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