沢尻エリカ:小栗旬と笑顔で見つめ合い… 太宰の愛人役で恋人のような甘い雰囲気

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」で太宰治を演じる小栗旬さん(右)と愛人・静子役の沢尻エリカさん (C) 2019「人間失格」製作委員会
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映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」で太宰治を演じる小栗旬さん(右)と愛人・静子役の沢尻エリカさん (C) 2019「人間失格」製作委員会

 俳優の小栗旬さん主演の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督、9月13日公開)の新たな場面写真が7月16日、公開された。今回解禁された場面写真には、正妻・美知子(宮沢りえさん)と2人の子どもに囲まれている家族団らんのカットや愛人の静子(沢尻エリカさん)と恋人のような甘い雰囲気で見つめ合う姿、富栄(二階堂ふみさん)と密着する姿という太宰治(小栗さん)と3人の女たちとのスキャンダラスな恋を感じさせる姿が写し出されている。

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 成田凌さん、千葉雄大さん、瀬戸康史さん、高良健吾さん、藤原竜也さんという太宰と絡む文豪や編集者を演じる豪華俳優陣の登場シーンも併せて解禁された。

 無頼派を代表する作家で同志である坂口安吾(藤原さん)から「地獄に堕(お)ちて書いてるか?」と発破をかけられ、心を許す親友の作家・伊馬春部(瀬戸さん)と酒を酌(く)み交わし、若き小説家・三島由紀夫(高良さん)に挑発されながら“傑作”を追い求める太宰。一方で、太宰の子どもを身ごもった静子の弟、薫(千葉さん)からは認知を迫られ、女たちに求められるがままに応え、女たちを傷つけている修羅場の太宰に対し、若手編集者の佐倉潤一(成田さん)は「書いてください!『人間失格』。先生にしか書けない、どこまでも罪深い小説を!」と言い放つ。そして、雪が降りしきる中、うつろな表情でたたずむ太宰の姿も。

 映画は文豪・太宰治の遺作「人間失格」の実写化ではなく、太宰自身と3人の女性の目線で描く実話を基にしたフィクション作品。ベストセラー作品を連発しつつも、正妻と2人の愛人という3人の女性と関係を持ち、愛人と川に身を投げた太宰の恋と生涯を、蜷川監督ならではの新解釈とビジュアルで描く。

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