本田翼:「天気の子」オーディションで地声に… 舞台裏明かす

劇場版アニメ「天気の子」の初日舞台あいさつに登場した本田翼さん
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劇場版アニメ「天気の子」の初日舞台あいさつに登場した本田翼さん

 女優の本田翼さんが7月19日、東京都内で行われた、新海誠監督の新作劇場版アニメ「天気の子」の初日舞台あいさつに登場。編集プロダクションで働く女子大生・夏美の声を演じた本田さんは「新海さんに声を聞かせてほしいと言われ、スタジオで声を出すとき、新海さんが『好きな食べ物は』とか、『普段、何をされているんですか』と質問してくださって、それに答えていました。そういうことを考えていると地声になるので、それが良かったと言ってくださって」とオーディションの裏側を明かしていた。

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 本田さんの言葉に、新海監督は「個人的な興味もあったんですが(笑い)」と冗談を飛ばし、「やはり、普通の声を聞きたかったというのがあります」と語っていた。舞台あいさつには声優を務めた醍醐虎汰朗さん、森七菜さん、吉柳咲良さん、小栗旬さんが出席した。

 「天気の子」は、天候の調和が狂っている時代の物語。離島を飛び出し、東京にやってきた高校1年生の家出少年・帆高は、孤独な日々の果てに怪しげなオカルト雑誌のライター業を見つける。ある日、連日降り続ける雨の中、都会の片隅で一人の少女・陽菜と出会う。陽菜はある事情を抱え、弟・凪と2人でたくましく暮らしていた。そして彼女は祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力を持っていて……というストーリー。醍醐さんが帆高、森さんが陽菜の声優を務める。

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