本気のしるし:森崎ウィン主演ドラマのクラウドファンディング開始 都内でスクリーン上映へ

連続ドラマ「本気のしるし」のビジュアル
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連続ドラマ「本気のしるし」のビジュアル

 ダンス・ボーカルユニット「PrizmaX」のメンバーで俳優の森崎ウィンさんが主演を務める連続ドラマ「本気のしるし」(メ~テレ)を、東京の映画スクリーンで上映するためのクラウドファンディングが8月4日、スタートした。クラウドファンディングのサイト「MOTION GALLERY」で、9月30日午後11時59分まで受け付ける。スタートにあたって、森崎さんらのコメントが公開された。

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 ドラマは、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)に連載された星里もちるさんの同名マンガが原作。映画「歓待」「淵に立つ」などで知られる深田晃司監督が、初めて撮る連続ドラマで、映画畑出身のスタッフが多く携わっており、映画演出を駆使して制作されるという。土村芳さん、宇野祥平さん、石橋けいさん、福永朱梨さん、忍成修吾さん、北村有起哉さんらも出演。メ~テレ制作で、現時点で地上波では愛知、岐阜、三重の東海3県でしか放送が決定していない。10月から毎週月曜深夜0時59分放送。

 スクリーン上映では、5.1サラウンドミックスの音響で、本編未公開カットとオフショット映像を加え、監督の解説付きで上映する。支援者へのリターンとして、上映イベントへの参加、原作本全巻、キャストのサイン入り脚本などを用意する。

 上映イベントは10月5日、11月16日、12月14日の3回に分けて、東京・月島の「ブロードメディア試写室」で開催される予定。

 ◇深田晃司監督のコメント

 マンガ「本気のしるし」の第1話を読んだとき、その異様な迫力に驚かされました。観客の想像力をけん引する語りの巧みさはいつも通りなのですが、星里作品を特徴づけていた軽妙なユーモアはほぼ封印され、決して道徳的にはほめられたもんじゃない人間たちの抜き差しならない恋愛ゲームが展開されていました。

 直感的に、なぜだか分からないけど、この物語の転がり方は映画よりもドラマ向きだと思い、ことあるごとに言いふらしていたら、あれよあれよと今回のドラマ化の話が進んでいった次第です。

 撮影がすでにスタートしていて、自分にとっては初のテレビドラマではありますが、今まで以上に映画的な演出を駆使しています。今回は放送前に大きなスクリーンで、そして5.1chで見ていただける機会を作りました。どうぞクラウドファンディングにご協力いただければ幸いです。

 ◇森崎ウィンさんのコメント

 深田監督初のテレビドラマ「本気のしるし」で、主人公の辻一路を演じています森崎ウィンです。監督の映画的な演出に毎日驚きながら演じています。スタッフの皆さんも映画畑の方が多くて、細かいところにこだわりながら作品を作り上げています。今回、放送前にスクリーンで上映されると聞きました。未使用映像の上映に加えて、サウンドは上映会のみ特別に5.1チャンネルサラウンドだそうです! しかも監督の解説の付きのイベント、ということなので、皆さん、お見逃しなく!! クラウドファンディングよろしくお願いします。

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