良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
女優の高畑充希さんが、10月スタートの連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系、水曜午後10時)に主演することが8月6日、分かった。新ドラマは、高畑さん主演の連ドラ「過保護のカホコ」制作チームが再集結し、脚本は「十年愛」「過保護のカホコ」「家政婦のミタ」「女王の教室」などで知られる、遊川和彦さんが担当する。
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高畑さんはドラマについて「今回は、『過保護のカホコ』でご一緒した信頼できる方々と、またご一緒させていただくことができて大変光栄です。よく知っているチームの皆さんとやるからこそ、新たに『飛び込んでいく勇気』をもって、ドラマを作っていけたらいいなと思います」と意気込みを語っている。
ドラマは、過疎の離島で育ち、夢のためにどんな障害にも自分を曲げない、忖度(そんたく)できないサクラ(高畑さん)が主人公のオリジナル作品。2009年にスーパーゼネコンの最大手「花村建設」に入社した田舎者丸出しの新入社員・サクラは、「故郷の島に橋を架ける!」ことが夢。自分を貫き通したサクラや、サクラのために立ち上がった同期たちの10年間を、1話ごとに1年ずつ描く。
今回は、私が演じるサクラという主人公の10年間を、1年で1話ずつ描いていくオリジナル脚本のドラマになります。「生まれ育った離島に橋を架けたい!」という夢だけをもって東京の大手建設会社に就職をするのですが、同期全員が何か「強い想い」を抱いて仕事をするものだと思い込んで上京してきたのに、実は全くみんな違っていて、サクラは驚き、戸惑います。でもサクラは、どんなことがあっても忖度(そんたく)しません。サクラという女性は、ひたすら変わりません。変わることのほうが簡単な環境のなかで、10年間変わらない、ひとりの姿を描きます。
「変わっていくことが大人になること」って言われがちですが、「大人になるって何なんだろう?」「変わらないって何だろう?」「変わるって何だろう?」というのを繊細に描いていければと思っています。今回は、「過保護のカホコ」でご一緒した信頼できる方々と、またご一緒させていただくことができて大変光栄です。よく知っているチームの皆さんとやるからこそ、新たに「飛び込んでいく勇気」をもって、ドラマを作っていけたらいいなと思います。
私にとってもサクラは、新しい挑戦の連続になると思うので、不安も恐怖もありますが、みんなで絶対に面白い作品にしようという気持ち満々で取り組んでおりますので、ぜひ楽しみにしていただければうれしいです。
このドラマは、人の成長を描くドラマですが、人は一体いつ「大人」になるのでしょうか? 「大人」になるとは何なのでしょうか? この主人公は周囲の声など気にせず、10 年間変わらない。そんな人間がどうなっていくのか? そんな人間がいてほしいという思いを込めて、作っていきたいと思います。
「わたしには夢があります。ふるさとの島に橋を架けること」「わたしには夢があります。一生信じ合える仲間を作ること」「わたしには夢があります。その仲間とたくさんの人を幸せにする建物を造ること」。こう言い放つ新入社員が、本作の主人公です。
彼女は夢のためなら、たとえ社長にだって自分の意見を貫く「忖度できない女」。50歳を過ぎても、つい「忖度」してしまう自戒の念を込めてドラマを作りたいと思います。「小さな巨人」の10年間の記録を目撃していただけたら幸いです。
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