時効警察はじめました:脚本で「勇者ヨシヒコ」の福田雄一、初の女性監督で大九明子が参加 クリエーター陣発表

コメディーミステリードラマ「時効警察はじめました」の場面写真 =テレビ朝日提供
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コメディーミステリードラマ「時効警察はじめました」の場面写真 =テレビ朝日提供

 俳優のオダギリジョーさんや女優の麻生久美子さんらが出演する10月スタートのコメディーミステリードラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)のクリエーター陣が8月11日、発表された。連続ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「銀魂」シリーズなどで知られる福田雄一さんが脚本として参加する。

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 メイン監督と脚本は、引き続き三木聡さんが務める。また、2017年の映画「勝手にふるえてろ」で東京国際映画祭のコンペティション部門「観客賞」を受賞した大九明子さんが監督と脚本、ウェブドラマ「午前3時の無法地帯」(2013年)でオダギリさんとタッグを組んだ今泉力哉さんが監督、映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」(2017年)が多くの映画賞を受賞した森ガキ侑大さんが監督として参加。大九さんは、番組史上初の女性監督となる。

 また、第1シリーズでもメガホンをとった塚本連平さんが監督、連続ドラマ「執事 西園寺の名推理」(テレビ東京)の田中眞一さんと、スペシャルドラマ「砂の器」(フジテレビ系)の小峯裕之さんが脚本を担当する。

 「時効警察」は、時効が成立した事件にスポットを当てたコメディーミステリー。オダギリさん演じる総武警察署時効管理課の警察官である霧山修一朗(オダギリさん)が交通課の三日月しずか(麻生さん)らを巻き込んで、“趣味”で時効が成立した事件を捜査する姿を描く。2006年1月期に第1弾となるドラマが放送され、2007年4月期に第2弾「帰ってきた時効警察」が放送された。

 ◇福田雄一さんのコメント(脚本)

 「時効警察」を自分が書かせていただけるとは思わなかったので、お話をいただいたときは本当に驚き、恐縮しました。なにせ僕はベタなんで、「時効警察」のシュールなワールドに入って行けるかどうか不安でした。とにかく僕のありったけのシュール(笑い)を盛り込んだつもりでおりますので、楽しんでいただければ幸いです!

 ◇大九明子さんのコメント(監督・脚本)

 「『時効警察』が復活します。大九さんお願いします」と連絡をいただいたのが1年半ほど前。内緒にしてるの、しんどかったです。「意気込みは?」などと問われましても、新人刑事・彩雲の口癖「ガンバリマス!」しか出てきません。三木(聡)監督をはじめとする全スタッフ、キャストがつむいでこられた長い歴史にめまいを覚えるばかりですが、心待ちにしておられる「時効警察」ファンの皆様に面白いものをお届けできるよう、ガンバリマス!

 ◇今泉力哉さんのコメント(監督)

 時効警察の監督を自分がすることになるなんて! なんてことだと思っています。うれしいけど無理無理無理!って思わなくもなかったのですが、いや、思わなかったのですが、思っているだけでは事件は解決しないし、解決したところでしょせんは霧山の趣味なので、無責任に楽しみたいと思っています。すでにだいぶ楽しいです。お楽しみに。

 ◇森ガキ侑大さんのコメント(監督)

 今回、「時効警察」というバッターボックスに初めて立たせてもらいました。喜びと不安という感情がとにかく入り交じりました。ただただ、自分がこれまで生きてきた空気感みたいなものが、ちょっとでも表現できるように頑張りたいと思います。視聴者の皆様に少しでも楽しんでもらい、明日もまた頑張ろうと思わせる作品作りをしてまいりますので、楽しみにしていただければと思います。しっかりと自分自身が「時効警察」を楽しみたいと思っています。

 ◇塚本連平さんのコメント(監督)

 私はシーズン1の監督やってましたので、13年ぶりです。もうそんなに時がたったのかー! とビックリ。久しぶりの「時効警察」。久しぶりのあのキャラクターたち、あの世界との再会。そして、久しぶりの福田雄一との仕事。大いに楽しんで突っ走ります!(置いてきぼりにしたらゴメンなさい)。

 ◇田中眞一さんのコメント(脚本)

 まさかの番組復活にいまだ驚きを隠せません。しかも、脚本を書かせていただけるなんて……。12年前、私は「時効警察」のアシスタントプロデューサーでした。「時効警察」は私にとって故郷のようなものです。三木監督、オダギリさんをはじめスタッフ、キャストの方々に教わったことが今でも自分にとって物作りの骨子になっています。大好きな「時効警察」。愛を込めて精いっぱい書きました。皆様に楽しんでいただければ幸いです。

 ◇小峯裕之さんのコメント(脚本)

 個性あふれ過ぎる2人の監督とともに脚本を仕上げた今、「早くオンエアを見たい!」という欲求が抑えられません。あの名作シリーズの復活に、こんな形で立ち会えるなんて……。「全話、見どころだらけです」と一関係者として証言しておきます。お見逃しなく!

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