目黒蓮:実写版「SAKAMOTO DAYS」で主演 監督は福田雄一 4時間の特殊メークでふくよか体形も(コメント全文)

目黒蓮さんが主演を務める実写映画「SAKAMOTO DAYS」のビジュアル (C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会
1 / 1
目黒蓮さんが主演を務める実写映画「SAKAMOTO DAYS」のビジュアル (C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが、鈴木祐斗さんの人気マンガ「SAKAMOTO DAYS」の実写映画で主人公の坂本太郎を演じ、福田雄一監督がメガホンを取っていることが明らかになった。“福田組”初参加となる目黒さんは、本気を出してカロリーを大量消費したスマートな坂本だけでなく、約4時間もの特殊メークによって推定体重140kgのふくよかな体形の坂本も演じている。

あなたにオススメ

 「SAKAMOTO DAYS」は、鈴木さんが「週刊少年ジャンプ」で2020年11月から連載中のアクションマンガ。元・伝説の殺し屋で引退後は商店を営む坂本太郎が、愛する家族との平和な日常を守るため、仲間と共に迫りくる刺客と戦う……というストーリーで、コミックスの全世界累計発行部数が1500万部を突破するヒットを記録。2025年1月から放送されたテレビアニメは、Netflixでの全世界配信で初週860万回視聴を記録し、日本国内でも1060万回以上の視聴数を記録。グローバルランキングでも2位、5カ国で1位、67カ国でトップ10入りを果たすなど、全世界で爆発的な人気を誇っている。

 昨年放送された“月9”ドラマ「海のはじまり」の撮影中にオファーを受けたという目黒さんは「今回この「SAKAMOTO DAYS」の出演は、自分のために出演したいと思いました。コメディとアクション、そして愛でいっぱいの物語なので、皆さんが笑ったりスッキリしたりあたたかい気持ちになったり、とにかく心から楽しんでもらえるのが魅力だと思います!特に、これまでで一番多くのアクションに挑戦していますので皆さん、楽しみにしててほしいです!」と熱い思いを語った。

 福田監督は「(プロデューサーの)松橋(真三)さんから突然『目黒蓮さんがやってくれるかもしれません!どうでしょう?」とLINEが来ました。『おいいいいい!!!』って叫びましたよ!そんな夢みたいなこと、現実に起こるのかよ!って。まさか目黒蓮くんが福田組に来てくれるなんて夢にも思ってないわけですから!」と話している。

- 広告 -

 映画は2026年ゴールデンウイークに公開予定。

 ◇目黒蓮さんのコメント

 今回、漫画やアニメとして多くの方に愛されている「SAKAMOTO DAYS」で主演を務めさせていただくことになり、本当に光栄です。

 去年の月9の撮影中にこの作品のお話をいただきました。今までどちらかというと重ための作品に出演させていただくことが多く、演じる上で観てくださる方に“何か伝えたい”と誰かのために挑むことが多いのですが、今回この「SAKAMOTO DAYS」の出演は、自分のために出演したいと思いました。

 数年前に原作を読んだときに、「なんて面白くてかっこいいんだ、これが映画になったら誰が演じるんだろう、さすがに実写化は無理か一」と、読者として楽しんでいました。

 その作品にまさか自分がオファーされるなんて思いもしなかったですし、本当に驚きました。今回演じた坂本太郎は、かつて伝説の殺し屋として恐れられていたのに、今は家族を最優先にする穏やかな父親でそのギャップが最大の魅力で本当にかっこいいキャラクターだと思います。ここまでのアクションに挑戦したのは初めてで、このお仕事をする上で今後自分の武器になるかもしれないと新しい自分とこれまでにない自信に出会えました。誰にも負けないアクション俳優を目指したいとまで思いました笑

 福田監督との初タッグは、僕がコメディをやれるのかイメージがあまり湧かずでしたが、ただ何度も何度も僕のことを考えた提案をしてくださり、人想いなあたたかい人だと感じました。

 撮影が始まると、監督がスタッフや出演者を心から信頼していることに驚き、僕もすぐに信頼できました。演者やスタッフの力を最大限に引き出すため、困難な状況でも諦めずに監督が謝りながらお願いし、最後は皆が「こだわってよかった」と涙するほどで、その姿勢に深く感銘を受けました。

 原作の世界観とキャラクターの魅力を大切にしながら、自分なりの想いを込めて演じました。読者の皆さん、ファンの皆さん、そしてこれからこの物語を知る方々の心にも届くよう、全力で挑みました! コメディとアクション、そして愛でいっぱいの物語なので、皆さんが笑ったりスッキリしたりあたたかい気持ちになったり、とにかく心から楽しんでもらえるのが魅力だと思います!

 特に、これまでで一番多くのアクションに挑戦していますので皆さん、楽しみにしてて欲しいです!

 ◇福田雄一さんのコメント

 連ドラを観る習慣のない僕が友人の村瀬がプロデューサーという理由だけでたまたま観たのが「海のはじまり」というドラマでした。そこで目黒蓮くんを初めて観ました。なんだろう、この、ずっと観ていたい!と思う役者さんは!と思いました。

 その衝撃はあまりに大きく、それを率直にXにポストしたところ、目黒くんのファンの皆さんから、たくさんの作品を勧めて頂きました。その日から目黒くんの作品をむさぼるように観て、勧めて頂いて何も感想を言わないのも失礼と思い、アホみたいに目黒蓮ラブをポストし続けました。笑笑。

 その頃、ちょうどSAKAMOTO DAYSのキャスティングを開始しました。僕が松橋プロデューサーにお願いした条件は「痩せた坂本、太った坂本、両方をやってくれて、痩せたら死ぬほどカッコいい役者さん」でした。松橋さんは言いました。「そんな人、いますかね?」と。「はい。僕も全くアテがありません」と答えました。当然のことながらキャスティングは難航し、時間だけが過ぎていきました。

 そんなある日、松橋さんから突然「目黒蓮さんがやってくれるかもしれません!どうでしょう?」とLINEが来ました。「おいいいいい!!!」って叫びましたよ!そんな夢みたいなこと、現実に起こるのかよ!って。

 だって、アホみたいにラブポストをしてる時の僕はまさか目黒蓮くんが福田組に来てくれるなんて夢にも思ってないわけですから!うん。長いですよね。コメント。字数オーバーですよね。すみません。テンションが上がり過ぎました。

 ちなみにクランクインしたその日に「俺、目黒蓮のためなら、命かけられるわ!」ってなったエピソードがあるんですけど、それはまたどこかでお話しします!

 追伸。編集は終わっていて、CGも音楽も入ってないのに、全然劇場出しても大丈夫だねって、言ってるくらい、ヤバ面白い映画になってます。来年のゴールデンウィークまで、しばしお待ちください!

映画 最新記事