水曜日のダウンタウン
名探偵津田 第4話 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編
12月17日(水)放送分
WOWOWは「WOWOWオリジナルドキュメンタリー」枠として、国内外のさまざまなテーマを扱ったオリジナルのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW」を放送している。8月24日午後4時半からWOWOWライブで放送される「ノンフィクションW パリ・オペラ座バレエ団 オニール八菜 夢の中で踊る」を担当した番組プロデューサーのWOWOW制作部の射場好昭さんに番組の魅力を聞いた。
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――番組の概要と魅力は?
オペラ座で踊り始めて現在8年目の26歳、オニール八菜さんの2年間の記録です。
現在、「プルミエール・ダンスーズ」まで上り詰めて、あとは最高位「エトワール」の指名を待つばかりです。日本人としてはもちろんアジア人として350年のオペラ座史上初のエトワールの誕生となりますが、こんな“偉業”へのチャレンジも、持ち前の明るさ、軽やかさでどんどん自由に羽ばたいている、そんな八菜さんの朗らかな姿を活写できたのではないかと自慢のドキュメンタリーです。
――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?
パリ・オペラ座バレエ団の公演は、WOWOWでも連続的に放送している中、現役で評価もきわめて高い日本人女性ダンサーがいる、ほとんどがフランス人で占められる中で、最高位エトワールに挑戦しているすごい日本人がいると聞いて、興味を持ち、来日公演の際に実際に踊りを拝見し、オファーしました。
――制作中、一番に心がけたことは?
バレエのドキュメンタリーは、血のにじむような努力、根性ものというのが多いような気がします。オニール八菜さんについても、現地の先生がたの多くがトライバイアント(努力家)、あきらめない忍耐力を褒められる方々がとても多かったのですが、等身大の八菜さんは、いつも軽やかで、朗らかで……。そんな旧来型の努力ドキュメンタリーの型に収まらない八菜さんにふさわしいドキュメンタリーになるように心がけました。
――番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?
八菜さんが、日本でバレエを習い始めてから、その後、ローザンヌで優勝、オペラ座に正式入団、今に至るまで、東京・成城の岸辺バレエスタジオの岸辺(光代)先生を心のよりどころにしていること。今回、番組のナレーションをお願いした女優の門脇麦さんも岸辺の出身で、人生の支えにしているなど、日本のバレエ教育の骨太の魅力、世界に通用する日本の師弟関係の素晴らしさに感動しました。宝塚歌劇団花組次期トップスターの柚香光さんも岸辺先生の生徒で、八菜さん・麦さん・光さんがそれぞれ同時期に成城でバレエのレッスンを受けていた姿を想像するだけでほほ笑ましく心強い気持ちになりました。
――番組の見どころを教えてください。
八菜さんの朗らかに明るくチャレンジする姿、常に前を向く姿勢、夢を伸び伸びと追求する姿を見ているだけで心が解放されます。もちろんダンサー、オニール八菜の美しい舞台上の姿もたっぷりご覧いただけます。
――視聴者へ一言お願いします。
小さいころからの夢を忘れずに、そのままの八菜さんで、世界のすごい人になっているところがすてきで、勇気が出ます。
WOWOW 制作部 番組プロデューサー 射場好昭
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2025年12月20日 03:00時点
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