中条あやみ：パラカヌーに挑むヒロインに　映画「水上のフライト」で主演

　モデルで女優の中条あやみさんが、映画「水上のフライト」で主演を務めることが、8月28日、明らかになった。映画は、挫折したヒロインの飛躍を描く感動作で、「キセキ～あの日のソビト～」（2017年）の兼重淳（かねしげ・あつし）監督がメガホンをとる。中条さんは、不慮の事故により下半身まひになりながらも、パラカヌーを通して夢を切り開いていくヒロインの遥を演じる。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　映画は、将来を約束され有望スポーツ選手として活躍していた遥（中条さん）が、不慮の事故により下半身まひになってしまう。夢を絶たれ、心を閉ざしてしまった遙だが、ハンディキャップを個性として捉える人たちと出会い、パラカヌーという夢に出会う……というストーリー。

　車椅子やパラカヌーでの演技に挑戦する中条さんは、「心細い時にパラリンピックを見て感動と勇気を与えてもらったことは、今でも忘れられません。『ゴールする』ということには、いろいろな形の素晴らしい物語があると思います。今この作品に携わらせていただいていることに感謝の気持ちを抱きながら、キャストやスタッフの皆様と力を合わせて頑張りたいです」とコメントしている。

　映画は、8月中旬にクランクインし、9月中旬クランクアップの予定。2020年に公開される。