俳優の三浦春馬さんが8月28日、韓国ソウルで開催された「ソウルドラマアワード2019」で、アジアで精力的に活躍し、大きな影響力を持つ俳優に与えられる「アジアスター賞」を受賞した。三浦さんは、韓国ドラマが原作の連続ドラマ「TWO WEEKS(トゥーウィークス)」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の主演をはじめ、アジア各国で公開された数多くの作品での活躍が認められた。
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授賞式に出席した三浦さんは、英語で「このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。これまで私を支えてくれたすべてのスタッフ、そして応援してくれるファンの皆さんに感謝します」と語り、「俳優としてアジアで活動する中で、私はその国ごとの美しい文化や人の優しさに触れてきました。エンターテインメントには、スポーツのように国境を越えて人々を結びつけ、興奮を生み出す力があります。私は自分の活動を通じて、アジアの国々の絆を強める役割を担い続けられたらと願っています。このような賞をいただき、今日この場に立たせていただいたことで、私はより一層韓国の皆さんへの敬意と愛情を持ちました。本当にありがとうございました」とスピーチした。
「ソウルドラマアワード」は、2006年に始まった国際ドラマアワードで、今年で14回目の開催。世界各国で放送されたドラマと韓国で放送されたドラマを対象に選出される。今回は世界61カ国から270作品が出品され、過去最大規模での開催となった。「アジアスター賞」は三浦さんのほか、中国のヘレン・ヤオさん、台湾のビビアン・ソンさんらも受賞した。
授賞式前は「緊張する!」と語っていた三浦さんだったが、式を終えた後は、参加した世界各国の俳優たちと談笑したり、記念写真の撮影をしたりするなど、リラックスしていたという。
「TWO WEEKS」は、殺人のぬれぎぬを着せられ逮捕された結城大地(三浦さん)が、白血病の娘はな(稲垣来泉ちゃん)を救おうとする2週間の逃亡劇を描いている。
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