全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
女優の米倉涼子さん主演で、10月から放送される連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の第6シリーズの新レギュラーとして、市村正親さん、ユースケ・サンタマリアさん、武田真治さん、清水ミチコさん、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん、戸塚純貴さんが出演することが9月12日、明らかになった。
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「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子(米倉さん)を通して医療現場を描いた人気ドラマ。第6シリーズは、かつてないほどの大赤字に見舞われた「東帝大学病院」が舞台となる。
市村さんが演じるのは、「今世紀最大のコストカッター」と呼ばれる、海外ファンドの投資家で日系2世のブラジル人・ニコラス丹下(たんげ)。財政難に陥った「東帝大学病院」を再生すべく蛭間病院長(西田敏行さん)が招き入れた企業再生のプロで、「私に救えない企業はない」が決めぜりふ。幼いころに両親が経営する工場が破綻して一家離散するなど、苦労を重ねてきた。東帝大学病院では副院長に就任すると、再建計画「東帝大学病院リバースプラン202」を打ち出し、コストカットを断行していく。未知子とは、とある山奥で偶然出会い、意気投合する。
ユースケさんは、外科医の潮一摩(うしお・かずま)を演じる。「東帝大学病院リバースプラン2020」を進める上でもっとも重要な、医療の合理化のために設立された新部門を担うべく、丹下がボストンから呼び寄せた人物。潮は次世代インテリジェンス手術担当外科部長に就任すると、丹下が導入したAIシステムによるオペで、コストダウンを図ろうとする。「失敗しない」という絶対的な自信を持ってオペに臨む未知子と、意見を対立させることとなる。
また、武田さんは丹下の使用人で「東帝大学病院」の新事務長に就任する鮫島有(さめじま・ゆう)、清水さんは海外からやってきた内科医・浜地真理(はまち・まり)、藤森さんは同じく海外からやってきた外科医・村崎公彦(むらさき・きみひこ)、戸塚さんは若き外科医・多古幸平(たこ・こうへい)をそれぞれ演じる。
ドラマは10月17日から毎週木曜午後9時放送。初回は15分拡大。
このたび、「ドクターX」の第6シリーズに出演することになり、正直びっくりしています。
今日、初めてみなさんと台本の読み合わせをしたのですが、今まで見ていた「ドクターX」の出演者の方々が目の前にいることに不思議な感覚を抱くと同時に、「あれ、なんで僕はここにいるんだろう」という気持ちになったんです(笑い)。
今回は、中園ミホさんが“ニコラス丹下”という、とても面白いキャラクターを作ってくださいました。僕にあてて書いたのではないかと思ってしまうような役なので、昔から僕のお芝居を見てくれていた中園さんのためにも、期待に応えられるよう演じ切りたいと思っています。
ニコラス丹下は、幼いころに父親の工場が経営破綻し苦労をしながら今の地位を築いた人物。ブラジル人の陽気な気質の裏に、やはりどこか暗い影を負っているところがあり、陰と陽の両極を併せ持つ男です。これまでにも「ドクターX」に“大門未知子の敵”という立場で加入された方は数々いらっしゃいましたが、そのどなたとも違うキャラクターであることは間違いありません。市村正親ならではの味が出せたら、と思っております。
「ドクターX」というカンパニーは、もうしっかりと出来上がっているチームですので、僕自身は忠実に真摯(しんし)にニコラス丹下という役に向き合っていくだけ。徐々にダークな部分を見せつつ、「ドクターX」の世界に入っていけたらと思います。
米倉涼子ちゃんとは、同じ“ミュージカルをやる人間”同士。向かい合ったときに、目の奥にギラギラと燃えるダンサーとしての心、を感じました。これから医者と副院長として、たくさん向き合っていくわけですが、楽しみなことが多く、今、ワクワクしています。
「ドクターX」に出演するなんて考えたこともなかったので、声をかけていただいたときは「あぁ、すごく尖(とが)った、いいセンスをされているな」と感じました(笑い)。僕や市村正親さんというキャスティングを聞いたときは、今回は2年ぶりのシリーズということで、これまでよりもさらにスパイスを効かせた、新しい風を入れようとしているんだな、と解釈しました。
さらに今回は“AI”というこれまでにない要素が組み込まれており、その部分を担う医師が、僕であったり、清水ミチコさんであったり、藤森慎吾くんであったり……。このメンツを聞いただけでもワクワクしますよね! 僕らが入ったことによって、「ドクターX」という作品の世界観をかき回せたらいいなと思います。
顔合わせと本読みで初めて出演者の皆さんにお会いしましたが、とにかく豪華! 近年、こんなにもすごい方々がレギュラーで出ているドラマなんて、なかなかないですよ。大先輩ばかりで緊張もしましたが、どこか安心感もあって、なんだかうれしくなったんです。米倉涼子さんとは昔一度共演した以来……。まったく変わらない米倉さんにも安心しました。
僕自身はあまりメジャーなものに縁がない、というか、メジャーなものほど呼ばれないと思っていたので、本当にうれしかったんです。「すごくいいキャスティングだった」と思ってもらえるよう、頑張らなくてはいけないと思っています。
今シリーズの僕のレギュラー出演は、誰も想像できなかったのではないでしょうか。僕は「ドクターX」の第5シリーズに、耳の聞こえないピアニスト役でゲスト出演させていただきました。今回はまったく違う役で出演ということでとても驚いています。「ドクターX」シリーズにレギュラーキャストとして加入するというのは、幕末で言えば“新選組”に入るようなもの。それくらいすごいチームに参加することになるので、非常に光栄に思っております。
僕は今回、「東帝大学病院」の新事務長として登場します。絆が出来上がっているチームを、どちらかと言えば“引き裂こうとする”側の人間、つまり“ヒール”役なので、皆さんの関係性に臆することなく、そしてどのように台本が進んでいっても対応できるように、ミステリアスな部分は残しながら、存分に演じたいと思います。
僕が演じる鮫島は、冒頭からなかなかにハードな目に遭います。最初の数分だけご覧になった方は「あ、武田これで終了か」と思ってしまうような初回ですが、「そこからの……!」ですから、ぜひ期待してご覧ください。
「ドクターX」は、これまでずっと楽しみに見てきたドラマだったので、出演が決まったときはうれしかったのと同時に、まさか自分が配役されると思わなかったので、びっくりもしました。このドラマはとにかく面白くて、気持ちがいいというイメージ。勧善懲悪とまでは言いませんが、一匹狼の女性が最後に気持ちよくさっそうと帰っていく後ろ姿に爽快感を感じます。
今回はそんなカッコいい大門未知子と敵対する医師を演じるのですが、このようなアクの強い役は初めてなので、今は日常生活でもできるだけ感じ悪く生活するようにしています(笑い)。
大門さんの足を引っ張ったり、揶揄(やゆ)したり……敵対する力が大きいほど大門さんの魅力が増すと思うので、彼女を潰すエネルギーいっぱいの大きな壁となれるよう頑張りたいと思います。張り合いの大きな役なので、今からとても楽しみです!
こんな人気ドラマの最新シリーズに参加させてもらえるなんて、この上なく光栄です!
今回僕が演じるのは、日本人なんだけど海外でも鳴らしてきたイケイケのドクター・村崎。一番脂が乗った状態で「東帝大学病院」にやってきます。白衣の下に着ているスーツも派手で、ネクタイも派手、髪も巻いちゃってるような、ちょっと軽い見た目なのですが、最先端の技術を駆使して医療の新時代を築こうとしている外科医です。そしてモテるのかは分からないですが、女性はかなり好きみたいで、すぐ英語で口説いちゃう(笑い)。
まだドラマの経験はそんなにない上に今回は外科医の役なので、医療用語やオペシーンの手さばきなど、うまくできるか不安なことはかなりあります……。もう一度じっくりとシリーズを見直してみなさんのお芝居を勉強しなくては、と思っています!
本当に錚々(そうそう)たるみなさんとご一緒させていただくということで緊張しているのですが、この経験が芸人としてのスキルアップにもつながるのではないかと自分でも期待しています。だいたい僕は毎年、夏が終わるとテンションが下がってしまうのですが、今年は「ドクターX」が楽しみすぎてテンション上がりまくりです!
「ドクターX」という歴史のある作品に参加させていただくことは、非常にうれしくもあり怖さもあります。新キャストとしてしっかりと自分の役割を担い、前作にはなかった色を出していかなければいけないと思うので、そういう意味でのプレッシャーはしっかりと感じていますが、キャストの方々、監督をはじめスタッフ皆さんの新シリーズを作るという思いや熱量を受けて、絶やすことなく情熱を持って思いっきり楽しみたいと思います。
僕の役は、医局の中の唯一の若手。昨今の働き方改革の波にもしっかり乗って、定時にはちゃんと帰る、それは悪いことではなく別に悪気もないという現代の象徴的な役どころだと思います。
クセもなく、ある意味素直でフラットなキャラクターなので、「ドクターX」のとても濃い登場人物の中では一番視聴者のみなさんの目線に近いのではないでしょうか。今どきの若者ではありますが、その中でも医師としての熱い思いや、人の命を扱う仕事としての緊張感は忘れないようにしたいです。そして、大門先生に影響を受けて変わっていく姿をうまく表現できたら彼なりに大事にしているところや熱いところを感じていただけるのではないかと思います。
米倉涼子さんとは昨年「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」でご一緒させていただきました。全く違う役で共演させていただけるのが本当に楽しみです。概念や常識を壊してくる大門先生によって、多古幸平にどんな変化が起こっていくのか、今はそれを考えてワクワクしています。
「ドクターX」はレギュラーキャストもたくさんいる分、お互いに頼り合っている部分も多いのですが、新キャストの方々もいらっしゃるので、私たちもちゃんとしないと、と思っています。新しく入る皆さんが緊張されている感じも伝わってきますし、その気持ちもすごくよく分かるので……。
市村正親さんは、今回ポルトガル語のせりふを覚えなくてはいけないので大変そうです。でもそれを違和感なくできてしまうのは、市村さんのすごいところですよね! 私も実はポルトガル語のせりふがあるのですが、いくらやっても覚えられなくて、正直医療用語よりキツいかも……!
医局でのシーンなどは医療用語の応酬。いくら練習しても間違えるときは間違えちゃうし、「よし、絶対大丈夫!」ということはないんですよね……。1人のときにはできていたせりふも、人の前に立つと出てこなくなってしまったり……。新キャストの皆さんともそれが早速共有できているような気がします(笑い)。そうやって皆さんと、この新しいシリーズを作っていくのがとても楽しみです。
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