映画「万引き家族」などで知られる是枝裕和監督の最新映画「真実」(10月11日公開)の日本語吹き替え版が制作され、女優の宮崎あおいさんが声優として出演することが9月19日、明らかになった。宮崎さんは洋画吹き替えに初挑戦。今作では、フランス女優のジュリエット・ビノシュさんが演じるリュミールの声を担当する。
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宮崎さんは、今作への出演について「自分がジュリエット・ビノシュになったかのような幸せな錯覚を味わいながらのぜいたくな時間でした」と喜んでいる。
また、女優の宮本信子さんが、国民的大女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴさん)、「万引き家族」に出演した子役の佐々木みゆちゃんが、リュミールの娘・シャルロットの声を担当することも発表された。是枝監督は吹き替え版でも従来作と同様、子役のみゆちゃんには台本を渡さず、口伝えの演出でせりふを収録したという。
映画は、国民的大女優ファビエンヌが「真実」というタイトルの自伝本を発表したことから、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く“真実”があぶり出されていく……という物語。是枝監督初の国際共同製作作品で、今年度のベネチア国際映画祭コンペティション部門へ正式出品され、オープニング作品を飾った。
宮本さんの凜(りん)とした声と、背筋のピンとしたたたずまいは、まさにカトリーヌさんにぴったり重なると思いましたし、宮崎さんは声のお仕事もご一緒させていただいたことがあるのですが、その繊細な表現力はもう、唯一無二だと思ってましたので、ビノシュさんとの年齢差は気になりませんでした。ダメもとで僕から提案したお二人が、お二人とも、思いがけずお引き受けいただけて、監督としてこんなにうれしいことはありません。もう一つの「真実」に出会うのを僕自身楽しみにしています。
洋画の吹き替えは初めてのことなので、できるかどうかとても不安で正直悩みました。でも是枝監督からお声がけいただいたのですから、受けて立たなくては宮本信子はダメだわ!と思いまして。「どうなるか分かりませんが、一生懸命やらせていただきます」とお伝えさせていただきました。真実は一つではないですし、それを「一つであるべきだ」ではなく、いろんなふうに見られるんだよと言ってくれるような作品だと思います。
初めてのことに、何をどうしたらいいのか不安いっぱいでスタジオに入ったのですが、始まってみたらとても楽しく……自分がジュリエット・ビノシュになったかのような幸せな錯覚を味わいながらのぜいたくな時間でした。また新しい形で是枝監督の作品に関わらせていただけたことも、とてもうれしかったです。
吹き替えのお仕事をするのは私の憧れだったので、是枝監督からお話をもらったときはとてもうれしくて、不思議だなーと思いました。初めてなので、最初はちゃんとできるかな?と心配だったけど、シャルロットちゃんの役ができるチャンスは1回しかないからぜったいやります!と言いました。夢がかなって、今もとても幸せな気持ちです。シャルロットちゃんは明るくて元気な女の子なので、吹き替えのときもたくさん笑って楽しかったです。
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