坂口健太郎:病院に閉じ込められた医師役で映画単独初主演 ヒロイン・永野芽郁を救う

映画「仮面病棟」に出演する坂口健太郎さん(左)と永野芽郁さん(C)2020 映画「仮面病棟」製作委員会
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映画「仮面病棟」に出演する坂口健太郎さん(左)と永野芽郁さん(C)2020 映画「仮面病棟」製作委員会

 俳優の坂口健太郎さんが、映画「仮面病棟」(木村ひさし監督、2020年3月6日公開)に主演することが9月20日、分かった。坂口さんが単独で映画の主演を務めるのは初めて。女優の永野芽郁さんがヒロインを演じることも発表された。坂口さんは主人公の医師、速水秀悟、永野さんは女子大生の川崎瞳を演じる。

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 映画は、知念実希人さんの同名小説(実業之日本社)が原作。同作が映画化されるのは初めて。ピエロ面の凶悪犯が、身元不明の入院患者64人と職員らを鉄格子で閉ざされた元精神科病院に監禁する。事件当日、1日限りのアルバイトをしていた当直医の速水(坂口さん)は、犯人から、自らが撃った女子大生の瞳(永野さん)を治療するよう要求される。速水は命を救った瞳と病院から脱出を試みるが……というストーリー。9月下旬にクランクインする。

 ◇坂口健太郎さんのコメント

 --撮影への意気込みをお願いします。

 閉鎖された病院という空間の中で、1カ月近くお芝居をすることになります。とても過酷な撮影が続くとは思いますが、役と作品を楽しみたいと思っています。

 --台本を読み、どのような作品になると期待しますか。

 最初に台本を読んで感じた緊迫感と緊張感をしっかり表現できたら、とても面白い作品になるんじゃないかなと思います。

 --速水をどのように演じますか?

 まだまだ速水に対しては分かっていないことも多いですが、今までと役作りの仕方は同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じたいです。

 --もし、実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められ、信用できない人たちに囲まれ、犯人からも、病院からも逃げられない、としたらどうしますか?

 その状況なら、正直どうしようもできないですね(笑い)。ただ、人でなくても、環境や、周りの空間、情報だったり、なにか信用できる「味方」を見つけるために試行錯誤すると思います。

 ◇永野芽郁さんのコメント

 --撮影への意気込みをお願いします。

 閉鎖空間だからこそ起こる一つ一つの反応を大切に表現できたらと思います。また、坂口さんとは久しぶりにご一緒するので少し恥ずかしさもありますが、とても笑顔があふれた現場になるんだろうな、と今から楽しみにしています。

 --瞳をどのように演じますか?

 言っていることやっていること、真実は何なんだろう、と思っていただけるように演じられたらと思います。

 --もし、実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められ、信用できない人たちに囲まれ、犯人からも、病院からも逃げられない、としたらどうしますか?

 とにかく、おとなしく静かに過ごしますね。目立つなんてことは絶対せずに、ただ過ぎていく時間を待ちます(笑い)。

 ◇木村ひさし監督のコメント

 本作は僕にとって今まで経験のないジャンルであり、出演される坂口さん、永野さんもご一緒したかった俳優さんです。新しい作品にチャレンジするのに、大変良い環境が整いました。仮面病棟は僕にとって間違いなく新境地を開く作品になると思います。

 ◇原作の知念実希人さんのコメント

 「仮面病棟」が私の作品の中で初の映画化となり、うれしく思っております。若手実力派俳優である坂口健太郎さんと永野芽郁さんが本作をどのように演じてくださるのか、今からとても楽しみです。息つく間もないほど緊張感にあふれるサスペンス&ミステリー作品になると期待しておりますので、みなさまぜひご覧になってください。

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