峯田和伸:「ひよっこ」脚本家へコメント 「劇場版 そして、生きる」を鑑賞

「劇場版 そして、生きる」のビジュアル (C)2019 WOWOW
1 / 1
「劇場版 そして、生きる」のビジュアル (C)2019 WOWOW

 女優の有村架純さんと俳優の坂口健太郎さんが出演したWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW そして、生きる」を再編集した「劇場版 そして、生きる」(月川翔監督)。本作は、有村さん主演で2017年に放送されたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」などで知られる脚本家・岡田惠和さんによるオリジナル作品。岡田さんが脚本を書いたドラマ「奇跡の人」「ひよっこ」、映画「いちごの唄」に出演した、ロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸さんが、本作を鑑賞してコメントを寄せた。

あなたにオススメ

 峯田さんは「逞(たくま)しくなくっていいから、正しくなくっていいから、めそめそしていいから、ブレまくっていいから、どうにかこうにか生きなくちゃ。」(原文ママ)とコメント。峯田さんの言葉に、岡田さんは「ありがとう、お互いなんとか生きましょう!」と応じている。

 ドラマは、3歳の時に交通事故で両親を亡くし、岩手・盛岡で暮らす伯父に引き取られた生田瞳子(有村さん)は、天真らんまんに育ち、地元のアイドルとして活動するなど女優を志していた。19歳になった瞳子は東京で開催されるオーディションに向かおうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。

 半年後、瞳子は宮城・気仙沼でのボランティア活動に参加。そこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口さん)と出会う。瞳子は穏やかに整然と現場を仕切る清隆の笑顔に違和感を覚える。清隆は過酷な運命を背負っており……という展開。

 映画は、ドラマ全6話を再編集し、放送されなかった未公開シーンも盛り込む。配給はWOWOWが担当。全国公開規模の単独配給は同社初の試みとなる。27日からイオンシネマ板橋(東京都板橋区)、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)ほか全国で公開中。

映画 最新記事