注目アニメ紹介：「ハイスコアガールII」　懐ゲーマンガ原作のテレビアニメ第2期　原作の最終回まで描く

　1990年代の懐かしのゲーム（懐ゲー）をテーマとした押切蓮介さんのマンガが原作のテレビアニメ第2期「ハイスコアガールII」が、10月25日深夜からTOKYO MXなどで順次放送される。全9話で、原作の最終回まで描かれる。これに先駆け、第1期の第13～15話が4日深夜から順次、地上波初放送される。

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　主人公は、ゲームに夢中な少年・矢口春雄。ある日、行きつけのゲームセンターでクラスメートの大野晶と出会い、対戦格闘ゲーム「ストリートファイターII」で激突。そこからケンカしつつも少しずつ距離を縮める中、もう1人のヒロイン・日高小春もゲームに情熱を燃やす春雄にひかれていく……。ゲームやさまざまな人々との関わりで成長した主人公たちの青春が、原作の最終回まで描かれる。

　原作は実在ゲームのプレーやキャラクターを通じて心情が描かれているが、アニメ版では実際にゲーマーがプレーした「ときめきメモリアル」や、RPG制作ソフト「RPGツクール」で自作したゲーム画面が登場した。

　「異世界チート魔術師」などの天崎滉平さんが矢口春雄、「荒野のコトブキ飛行隊」などの鈴代紗弓さんが大野晶、「アリスと蔵六」などの広瀬ゆうきさんが日高小春を演じる。ほかに赤崎千夏さんらも出演する。「とある魔術の禁書目録」などのJ.C.STAFFが制作する。放送はTOKYO MX、MBS、BS11ほか。

　原作は、連載誌の変更、休載などを経て、2018年9月に「月刊ビッグガンガン」（スクウェア・エニックス）で足掛け8年の連載に幕を下ろした。テレビアニメ第1期は、2018年7～9月に放送された。