前田敦子:第1子出産後初のドラマ主演 家事と育児と冒険に奮闘する母親役

NHKの連続ドラマ「伝説のお母さん」で主演を務める前田敦子さん
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NHKの連続ドラマ「伝説のお母さん」で主演を務める前田敦子さん

 女優の前田敦子さんが、NHK「よるドラ」(総合、土曜午後11時半)の第5弾として2020年2月1日にスタートする連続ドラマ伝説のお母さん」に主演することが分かった。前田さんは今年3月の第1子出産後、初のドラマ主演で、家事に育児に冒険に奮闘する母親役に挑戦する。

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 ドラマは、待機児童を抱える母親の活躍や苦悩が描かれたかねもとさんの同名マンガが原作。主人公は「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」を彷彿(ほうふつ)とさせるロールプレイングゲーム(RPG)の世界に生きる「伝説の魔法使い」。かつて闇の力で世界を支配しようとした魔王を撃退し、世界の平和を取り戻した「伝説の勇者一行」。この聖戦に参加した魔法使いのメイ(前田さん)は、訪れた平穏な日々の中、めでたく第1子を出産。専業主婦としてワンオペ育児に奮闘する日々であった。

 そんなある日、魔王の封印が解かれ復活したという知らせが届く。国王は伝説の一行に魔王討伐の命を下す。しかし、彼女は言う。「無理です、だって、保育所が空いていないんです!!」。はたしてメイは数々の障壁を乗り越えて「育児」と「世界平和」の両立を実現することができるのか……という内容だ。

 前田さんは「魔法が使える役は初めてです!」と笑顔でコメント。「こんな非現実的な設定の中で、今、現実に起きている社会問題を扱っていて、小さなお子さんがいるお母さんたちの代弁をしつつ、前向きにコミカルに描かれているのがすてきだなと思いました。幸せな毎日の中で、育児とお仕事の両立は大変だということを体感しているので、メイの奮闘ぶりは人ごとだとは思えません。今だからこそ挑戦したいです。皆さんにもぜひ楽しみにしていただければうれしいです!」と話している。

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