同期のサクラ:第3話 高畑充希“サクラ”が同期・橋本愛“百合”に「ブス!」 対立描く

連続ドラマ「同期のサクラ」第3話のワンシーン=日本テレビ提供
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連続ドラマ「同期のサクラ」第3話のワンシーン=日本テレビ提供

 女優の高畑充希さんが主演する連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第3話が10月23日、放送される。同話では、主人公サクラ(高畑さん)と同期の月村百合(橋本愛さん)が意見をぶつけ合う。予告では、サクラが百合に「ブス!」とののしる姿などが収められている。

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 2019年春、眠り続けるサクラ(高畑充希)の病室には赤ん坊を抱く月村百合(橋本愛さん)の姿があった。夢を追い続けたサクラに影響され、娘に「夢」という名前をつけた百合は入社3年目直前のことを思い出していた……。

 東日本大震災の前日の2011年3月10日。サクラは新規採用向けのパンフレットを作るため、広報部の百合と協力して各部署で3年目を迎える同期たちに取材をすることになった。

 “ミス広報”ともてはやされ、何事も波風立てずに本音を押し殺して働く百合は、黒川(椎名桔平さん)らの指示でも納得しなければ従えないサクラにあきれつつ、一緒に取材に向かう。木島葵(新田真剣佑さん)、土井蓮太郎(岡山天音さん)、そして、サクラの影響で営業部での仕事ぶりが一皮むけた感のある清水菊夫(竜星涼さん)と、一通り取材を終えたところで、サクラは優秀だと評判の百合にもインタビューしたいと考える。

 やりがいに満ちた百合のコメントに心を打たれるサクラだが、取材が終わった途端、百合は「転職か寿退社した方がマシ」だと本音を漏らす。サクラが何か言おうとした時、百合の携帯にクライアントの年輩男性からしつこい食事の誘いメールが届く。取引先をむげにすることもできない百合は、事を荒立てずにセクハラを回避するためサクラに同行を頼む。

 その夜、サクラは、百合と共にクライアントが待つ高級レストランへ。百合1人でないことが気に入らない相手をよそに、サクラはおいしい料理に感動する。百合が席を外したときに、クライアントから2人きりにしてほしいと頼まれたサクラは、そんたくしない発言でクライアントを怒らせてしまう。百合は、サクラのせいでクライアントが帰ってしまったと知り憤慨。「会社で問題になったらどうするのだ」とサクラを責める。

 その翌日の3月11日。広報部長の葦田が百合を連れて人事部に押しかけてきて、サクラが大切なクライアントを怒らせたと黒川を責める。百合をセクハラから守ったと話すサクラだが、百合は、「本人は辛くなかった」と主張する葦田を否定しなかった。黒川に促されたサクラが謝ろうとしたそのとき、大きな揺れが起きる。

 その夜、家に帰れずサクラの家に泊まった百合は、自分と違い真っすぐに夢を追うサクラの生き方を尊敬しながらも、暑苦しさを感じてしまう。女性として生きづらさを感じながら自分の居場所を探し続けてきた百合は、会社から逃げるようにそれほど愛していない彼との結婚を決める……というストーリー。

 ドラマは、高畑さんが主演し、2017年7月期に放送された「過保護のカホコ」のほか、「家政婦のミタ」「女王の教室」(すべて同局系)などで知られる遊川和彦さんが脚本を担当するオリジナルドラマ。“バカ正直”でそんたく知らずの主人公・サクラと同期社員たちの10年間を描く。

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