わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
人気グループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さんが、2020年1月スタートの連続ドラマ「僕はどこから」(テレビ東京系、毎週水曜深夜0時12分)で主演を務めることが10月24日、分かった。中島さんが同局のテレビドラマで主演を務めるのは初めて。俳優の間宮祥太朗さんの出演も発表され、中島さんと間宮さんの共演は、中島さんが主演した2014年放送の連続ドラマ「水球ヤンキース」(フジテレビ系)以来、5年ぶり。
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ドラマは、マンガ誌「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載された市川マサさんの同名マンガが原作。中島さんは、文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできるという特殊能力を持つ小説家志望の竹内薫、間宮さんは薫の元同級生で講談会系東宮寺組の最年少組長・藤原智美を演じる。物語は、小説を書きながら認知症の母を介護する薫に、ある日、悲劇が起きる。その後、小説で「自分独自の作品」を作れず存在意義を見失った上、母の入院費用が必要になった薫は、智美から多額の報酬が入る替え玉受験の話を聞かされる……というストーリー。
薫の能力は、他人の文章を書き写すことでその人の思考を読み取ることができて、あたかも自分が体験したかのように没入することができるもの。この能力について、心づもりとして監督と話していたのは、幼い頃に持っているちょっとした特殊な能力みたいなものが今の薫にも残っているということでした。つまり、まだ薫は子供であり、いろいろなことに巻き込まれ、そこで時には自分で選択していく。その中で、薫自身だけでなく、その特殊な能力も成長していく過程が見せられると思います。そして良くも悪くも人の思考を読み取れて、急に他人の思考が入ってくるという描写もあり、その感情に即座に共感することをお芝居にするのが難しかったです。
5年ぶり、4度目の共演なので、素直にうれしかったです。付き合いも長く今までの共演経験もあるので、不思議と、良い空気感を作れる自信のようなものがありましたし、心配や不安はありませんでした。(間宮さんと)久々に対面すると驚かされることも多くて、台本の細かい部分に気付いたりする点などとても新鮮で、良い刺激になりました。相変わらず頼りになるしカッコイイなって。
1話40分なので、本当に一話一話があっという間に感じられると思うし、毎回薫が急きょの選択に迫られる中でどちらを取るべきか葛藤する点に注目していただきたいです! みんなでいいものを作ろうと、キャスト・スタッフ全員でこの夏を走り抜けたので、お互いのお芝居にどう応えようかと奮闘し合った現場の熱量を、画を通して感じていただけるとうれしいです。そして、この作品をご覧いただく中で主人公の薫と同じように、ふと「俺って何なんだろう?」とか「私って何だろう?」と自分自身に問いかける人も出てくると思うので、「僕はどこから」を通して、みなさんそれぞれが自分の中で少しでもその問いに対しての答えを見つけ出してもらえたらいいなと思います。
20歳でヤクザの組長という設定の藤原を、真ん中に通った芯が表にも見えているようなイメージで演じました。包容力のある一面も感じてもらえたらと思います。そして裕翔とバディーもので一緒にやれると聞いて純粋にうれしかったです。クラスメートをやり、チ
ームメートを2回やり、この度バディーに。極暑の中での撮影を走り切った皆の熱気が伝わることを願います。どちらの意味でも“アツイ夏”でした。
共演すると聞いてとてもうれしかったのですが、恥ずかしくてなかなか本人には言えませんでした(笑い)。台本を読みながら、付き合いも古いしやりやすいだろうなと、2人でバディーを演じるイメージがどんどん湧いてきました。(中島さんは)以前からの優しくて気遣いができて愛嬌(あいきょう)のある部分は変わらないのですが、自分に対してプレッシャーをかけるところなんかは役者以上に心意気を感じて、頼りがいが増して、久しぶりに会った彼は記憶にあるよりずっと頼もしくなっていました。
マンガで読み始めた時に、物語の設定や薫の能力を見て、1話完結系で細かい事件を薫と智美がバディーとして解決していくような話かなと思いましたが、そうではなくて、大きな一つの事件を一つの作品を通して解決していく話なので、毎話毎話、疑問に残ることや、これはどうなっていくんだろう?と、後に続く楽しさが残っていく作品だと思います。さまざまな仕掛けや、人間関係の中に渦巻くお互いの思惑など、最初から最後まで楽しめる作品ですので、出会いの妙が生んだ薫と智美のバディー感を楽しんでいただけたら
と思います!
ドラマ化とはマンガ家にとって娘を嫁に出すようなもの。できれば良いとこに嫁いでもらいたいというというのが親心。お金持ちだったり、良いルックスだったり、良い家柄だったり……というのもいいでしょうが、何よりも一番は娘を愛してくれる人のところに嫁がせたい。脚本、キャスティングを見て、すぐにスタッフの方から「僕はどこから」が愛されているのが分かり、大変うれしく喜んでいます!! やったー! 娘を幸せにしてあげてください。
相性抜群、相思相愛、唯一無二。現場での中島さん、間宮さんによる“薫・智美”コンビネーションは、これらの言葉がぴったりでした。まさに最強バディーの誕生です。原作「僕はどこから」は電気が走る面白さでスピーディーに展開していきますが、この原作の面白さを、鬼才脚本家・高橋泉さんが丁寧に秀逸に創作していただき、ドラマではより原作の中毒性が強まりました。主演の中島さんは“薫”という人生に追い詰められたキャラクターを、実際存在するかのように、アイドルオーラを消して見事に演じ切りました。そして、中島さん、間宮さんのお互いへのリスペクトを感じる心地よい演技が、厚い・熱い友情ドラマに仕上げてくれました。壮絶にして過酷な青春サスペンスドラマの結末はいかに。深夜ドラマとは思えない?豪華実力派キャストも今後発表いたしますので、ぜひご期待ください!
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