井上尚弥選手:「対ドネア戦」WOWOW放送番組に出演 9R“強烈右ストレート”持ちこたえた理由は…

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「WBSSバンタム級決勝 井上尚弥 VS ノニト・ドネア」Getty Images

 11月7日にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントで優勝したプロボクサーの井上尚弥選手が、11月9日にWOWOWライブで放送される番組「エキサイトマッチスペシャル WBSSバンタム級決勝 井上尚弥 VS ノニト・ドネア」にゲスト出演することが8日、分かった。井上選手自身が激闘について振り返り、弟の井上拓真選手とノルディーヌ・ウバーリ選手の対戦も分析する。

 井上選手が11月8日、所属している大橋ボクシングジムで開かれた会見に出席。コメントが寄せられた。

 ――一夜明けて、今の心境、体調はいかがでしょうか?

 やっとこのトーナメントが終わったな、という感じです。正直ほっとしているし、一息ついたなという気持ちでいっぱいです。ただ一睡もできていないので眠いです。眠いんですけど、アドレナリンが出ていて寝られないという不思議な感覚ですね。

 ――心地よさなどは感じていますか?

 もう心地いいですね。やっと世界戦をやれた、ボクサーになれたという感じです。この傷がまたうれしいというか、なんだか変な気持ちです。

 ――(試合を振り返って)2Rにドネア選手の左フックで右目の上を切った瞬間はどう思いましたか?

 眼球が少しダメージを負って、ずっとぼやけて見えるというか、ドネアが2人いるように見える状態で最終ラウンドまで続いてしまいました。やむを得ず左を使ったポイントアウトという作戦に切り替えるしかなかったです。

 ――9Rには、ドネアの強烈な右ストレートを浴び、かなりダメージがあったと思いますが。

 正直、あのパンチは効きましたね。でもそれを持ちこたえられた一つの理由は、息子の存在が本当に大きかったです。あのバチンと一瞬効いた瞬間に、息子の顔が一瞬よぎりましたね。

 (ボクシング人生で)こんなことは初めてのことでしたね。やっぱり家族の存在がボクシングに与える影響は大きいなと改めて思いました。

 ――試合終盤にはファンの後押しというものを感じましたか?

 もちろん感じましたし、そのファンの後押しがほしくて自分も(11R後の観客を盛り上げるような)ああいう行動をとりました。やっぱりプロに入ってあそこまで競った試合というのも初めてだったので、改めてそのファンの方々の声援の後押しというものの大切さを感じることができました。

 ――12Rを戦い終えてドネア選手と抱擁を交わしていましたね。

 あれがボクシングの醍醐味(だいごみ)というか良さかなと思います。自分はドネアを尊敬してこれまでやってきたというのもあるので、試合が終われば関係なくたたえ合いました。

 ――試合後の反響も大きかったと思いますが。

 感動したという声もすごく聞こえてきますし、それは対戦相手がドネアだったからこそ、だと思います。ドネアでなければここまで感動的な試合にはならなかったと思うので、自分はドネアに感謝の気持ちでいっぱいです。

 ――今やりたいことはなんですか?

 家族とゆっくりしながら普通の生活がしたいです。また平和な日常が戻ってくるうれしさを感じながら生活したいです。

 ――この試合までの家族の支えなどはどのように感じましたか。

 家族の支えがあったからこそ今回のピンチも乗り越えられましたし、9Rのピンチのシーンでもやっぱりそこで家族が浮かぶってことは、どれだけ自分が支えられているかっていることを実感しましたし、その家族とこのゆっくりできる時間を過ごしたいですね。

 ――より強い父であり続けるという気持ちは増してきているのですか。

 そうですね。子供ができて、さらに増していっていますね。やっぱり負ける姿は見せたくないですし。いつまでも強いお父さんでいたいな、と思っています。

 ――今後ボクサーとしてどこを目指していきたいですか。

 ここまできたら、最強を証明していくだけです。残りバンタム級で何試合やるか分からないですけど、そこで充実した試合をしていきたいです。

 「エキサイトマッチスペシャル WBSSバンタム級決勝 井上尚弥 VS ノニト・ドネア」は11月9日午後9時からWOWOWライブで放送。

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