いだてん:第42回「東京流れ者」 オリンピック選手村を代々木に! 田畑の主張は…

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第42回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第42回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第42回「東京流れ者」が11月10日に放送される(NHK総合、日曜午後8時ほか)。1961年、3年後のオリンピック開催に向け、開発が進む東京。田畑政治(阿部サダヲさん)は、政府が埼玉県内で進める選手村建設計画を中止させ、競技場に近い都心部に場所を確保しようと奔走する……。

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 田畑の意を受けた平沢和重(星野源さん)が、代々木の米軍基地を返還するようアメリカに訴えるが、それが大きな波紋を呼ぶ。政府によってオリンピック担当大臣に任命された大物政治家の川島正次郎(浅野忠信さん)が田畑に忍び寄る。

 「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。

 第41回では、1964年の東京オリンピック開催が決定し、田畑を事務総長として組織委員会が発足する。顧問として大物政治家の川島正次郎が参加するが、川島は東龍太郎(松重豊さん)が当選した都知事選で田畑と対立した因縁があった。メダルを獲(と)れる競技を正式種目に取り入れようと考えた田畑は、河西昌枝(安藤サクラさん)キャプテンが率いる大阪の女子バレーボールチームに注目する……という展開だった。

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