連続ドラマW 彼らを見ればわかること:中山美穂主演連ドラに生瀬勝久、長野博、上地雄輔が出演

「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」のポスタービジュアル
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「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」のポスタービジュアル

 女優の中山美穂さん主演で2020年1月からWOWOWで放送される連続ドラマ「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」に、生瀬勝久さん、人気グループ「V6」の長野博さん、上地雄輔さんが出演することが11月18日、明らかになった。

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 ドラマは、新しい結婚観や夫婦観、家族観など、現代社会の家族像をリアルに投影したオリジナル作品。小説「二十歳の君がいた世界」などの沢木まひろさんが脚本を書き下ろし、映画「神様のカルテ」やドラマ「偽装の夫婦」の深川栄洋監督がメガホンをとる。

 生瀬さんは主人公・百々子(中山さん)の夫・内田櫂斗、長野さんは百々子と同じマンションに引っ越してくる流美(大島優子さん)の夫で、百々子の元夫でもある鴨居葉介、上地さんは百々子と同じマンションに住む瑞希(木村多江さん)の夫・富澤一太を演じる。

 3組の夫婦を演じる俳優陣の共演は、中山さんと生瀬さんが約2年ぶり、木村さんと上地さんは約20年ぶり。また大島さんと長野さんは今作が初共演となる。また長野さんは、WOWOWドラマに初出演する。

 同時にポスタービジュアルと特報映像公開が公開された。ポスタービジュアルは赤いワンピースを着た中山さんら女性陣がソファに座り、後ろに生瀬さんら男性陣が立っている構図。映像は公式サイトで公開され、6人の表情が映し出され、「私たち、とっても滑稽(こっけい)だ」というコピーが映し出されている。

 二子玉川のマンション最上階に住む内田百々子は、官能作品で人気を誇るレディースコミックのマンガ家であり、再婚相手と大学生の息子を家族に持つ母。同じマンションの富澤瑞希と同い年の友人で、なじみのダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を繰り広げる日々を送っていた。ある日、マンションに、20年前に百々子が別れた前の夫と、その新妻の鴨居流美が引っ越してきた。この新婚夫婦の引っ越しによって、百々子や瑞希が抱えていた秘密が、あぶり出されていく……というストーリー。

 2020年1月11日からWOWOWプライムで毎週土曜午後10時放送。全8話で第1話は無料放送。

 ◇生瀬勝久さんのコメント

 ――脚本を読んだ時の感想や本作の印象について。

 台本は設計図なので、読んだだけではイメージが湧かないことも多々ありました。ですが撮影現場に入ってから中山さんをはじめ、長野さん、上地さんたちとの撮影を重ねていって、このキャストでしかできないドラマになっているんだと今、とても興味深く感じています。

 ――ご自身が演じる内田櫂斗の役作りで心がけていることは?

 女性に対する考え方などが独特で共感できる部分が少ない役ですが、敏腕経営者でもあるので「焦ったり・困ったり・喜んだり」などの感情を相手に見透かされるような男にならないように意識して演じています。そして撮影現場で深川監督から丁寧で具体的な演出をしていただき、さらに人物像を膨らませて作り込んでいっています。

 ――視聴者にメッセージを。

 WOWOWのドラマ特有の、いい意味で無駄や隙(すき)もあって、そして奥行きがある作品だと思います。ぜひご覧ください。

 ◇長野博さんのコメント

 ――脚本を読んだ時の感想や本作の印象について。

 幾つもの家庭の形があり、それぞれに何かを抱えていて、それが日常的にありそうでなさそうないろいろな出来事にもまれることでいろんな感情が生まれ、また違った形の物が見え、人って変わっていくんだなと感じました。

 ――ご自身が演じる鴨居葉介の役作りで心がけていることは?

 流美と再婚して引っ越したマンションで、偶然20年前に別れた元妻と再会し、隣人同士となってしまった葉介がいろいろと起こる出来事にどう向き合って接していくのか。その中でいろいろな形の優しさみたいなものが垣間見えるように演じられることができたらと思っております。

 ――視聴者にメッセージを。

 三つの家庭のストーリーが絡み合っていくことで膨らみがあり、どこか身近に感じられる人たちがもがいている姿を見ていただけたらうれしいです。

 ◇上地雄輔さんのコメント

 ――脚本を読んだ時の感想や本作の印象について。

 プロットの段階でストーリーの概要を聞いていたときは、ドロドロでディープなドラマという印象でしたが、脚本になったものを読んだときは意外なことにすごく爽快な印象を受けました。一人一人のキャラクターの立場や気持ちに共感できるドラマになるのでは、と思っています。

 ――ご自身が演じる富澤一太の役作りで心がけていることは?

 一太は、スポーツ万能だったけど挫折して、それでも妻の瑞希や家族のために一生懸命、家事をしている完璧な主夫です。でも、ただのいいやつなだけになってしまったら面白くないので、きちんと彼の欠点や足りない部分も表現したいと思って演じています。瑞希が感じている「物足りなさ」含めて彼のキャラクターを伝えられたら、と思います。

 ――視聴者にメッセージを。

 どこかすれ違っていく三つの家族の中に、誰かの立場に共感したり、感情移入したりして、毎話、気持ちが揺れ動くと思います。1話だけ見ても面白いと思いますが、ぜひ続けて見ていただけたらうれしいです。

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