小芝風花:高橋克典との共演シーンは「大人と子供みたいな感じ」 NHKドラマ「パラレル東京」主演

ドラマ「パラレル東京」の会見に登場した小芝風花さん
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ドラマ「パラレル東京」の会見に登場した小芝風花さん

 女優の小芝風花さんが11月19日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたドラマ「パラレル東京」の試写会後の会見に、俳優の高橋克典さんと登場。小芝さんは自身が演じるアナウンサーの倉石美香の印象を、「まだ新人で何事にも真っすぐ。すごく情熱を持っている」と話し、高橋さん演じる編集責任者の江口と激しく言い合うシーンについて、「編集長(の江口)がちゃんと大人で、いろんな面を考慮して行っていることに、(倉石が)真っすぐ過ぎて見えなくてぶつかっていく。大人と子供みたいな感じだった」と振り返った。

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 そんな“大人と子供みたいな関係性”は役柄だけではなく、「1話の最後のシーンでは何度も何度も打ち合わせを入念にしていただいた。そのとき私(が演じる倉石)の感情が難しくて悩んでいたら、克典さんがご自分の台本を持ってきてくださり、一緒に私の役柄のことを考えてくださった」と小芝さん。「長い時間付き合ってくださって、役柄としても役者としてもすごく勉強させていただいて感謝しています。すごくうれしかったです」と笑顔で感謝すると、高橋さんは、「(小芝さんは)すばらしい役者さんだと思いますので恐縮してしまいます」と照れていた。

 ドラマは、首都直下地震に襲われた架空の東京のテレビ局で働くニュースチームの闘いを、地震発生直後から4日間にわたりリアルタイム形式で描く。また内閣府がまとめた被害想定に最新の研究成果を加え、被災した東京の姿をVFXで完全映像化する。

 地震を題材にした物語について、小芝さんは、「『本当にこれが東京で起きるのか。自分の身に降りかかるかもしれない』と思った時に、初めて台本を読んで恐怖で涙が出るという経験をした」と明かし、「文字で読むだけでも怖かったけど、映像が完成して見ると、より一層、恐怖心が出てきてゾクッとぞわぞわとした。自分もいつ被災者になるかもしれないということは肝に銘じておこうと思いました」と神妙な表情で語っていた。

「NHKスペシャル『体感・首都直下地震DAY1~DAY4』」内で12月2日午後7時半、同3~5日は午後10時からNHK総合で4夜連続で放送される。

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